『男女平等に向けて』
近年、「SDGs」という言葉の認知度は高まっている。誰でも一度は、テレビや学校などで聞いたことがあるのではないだろうか。そんな「SDGs」とは、2030年までに達成することを目指す、17の目標と169のターゲットからなら開発目標のことである。日本でもこの目標の達成に向けて、様々な取り組みが行われている。働き方改革や子供の未来応援運動などがその例である。2019年のSDGs達成度ランキングでは15位と上位20ヵ国に入っており、この取り組みに力を入れていることが分かる。現在では、概ね達成している目標もある。しかし、達成度が低く課題があると言われているものもある。それは目標5のジェンダー平等である。他にも課題はたくさんあるが、私は今一度この課題に目を向け、対策をするべきだと考える。
まず力を入れるべきなのは学校についてであると考える。現在の日本の中で、一番はっきりと男女が分かれているのは学校なのではないかと思う。学校には制服というものがあり、また出席番号などは男女別につけられることもある。制服はそれぞれの性別に合わせて着用しなければならず、無意識的に「男子」と「女子」という認識を強めることに繋がっている。中には女子でもスカートではなく、スラックスを着用できるという学校もあるようだが、少数派のままであるなら意味がないのだ。制服は集団の中に連帯感や一体感を作り出すなど、重要な役割も持っているため、無くすというのではなく、児童生徒が自分の好きなように選べるようにすることが必要であると考える。出席番号は、学校で生活する上で欠かせないものだが、男女別にするのには問題がある。これも制服同様、無意識的に男女の意識を強めてしまっている。男女を分けるのではなく、単純に名前の順で番号をつけるべきである。以上のように学校には差別を増長しかねない点がたくさんある。義務教育によって誰もが通わなければならない学校に、そのような点があることは、重大な問題である。
日本には昔から男女差別が強く根付いている。それらを無くすためには、法律を作るだけでなく、上記で述べたように細かい部分に目を向けなければならないのである。その人の人格を形成する上で重要な役割を持つ学校が、男女差別を生む場所であってはならないのだ。2030年が近づく今、この課題の根本に目を向け、対策を進めなければならないのである。
満足
コロナ下でもできるボランティア活動を探していた、将来の進路に活かしたい
一生モノの学びになった!
すごく良かった!
オンラインで海外の子どもたちと交流ができたり、修了証書などによって入試でアピールできると思ったから。
SDGsについて詳しく知ることができて本当に良かったです。世界全体のことはもちろん、身近なことについても考えるようになりました。少しでも行動することが大事だと分かったので、これからは、節水や節電、リサイクルなどを積極的に行いたいと思います。
SDGsについての正しい知識を得ることができたので、周りの人にSDGsとはなんなのか、何をすれば良いのかなど、教えて行きたいと思います。
必ず良い経験になるので、ぜひ参加してください!
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
このような研修を企画したり、実際に現地に行って活動している皆さんを、本当に尊敬しています。これからも頑張ってください。