『私とSDGsと世界 〜私たちでも変えられる世界〜』
2013年4月24日、バングラディッシュの首都ダッカ近郊で複数の縫製工場が入った複合ビルが崩壊。死者1100人以上、負傷者2500名以上を出した大事件、「ラナプラザの悲劇」。このような悲劇はもう繰り返してはいけない。なぜこのような事が起きたのか。そこには劣悪な労働環境が存在していた。低すぎる賃金設定、不衛生で、安全対策のされていない場所での作業、強制的な時間外労働など。そこで、このような現実がある今、私は二つの意見を述べたい。一つは製品がどのような環境下で製造されているか、詳細の発表を義務付けるべきであるという事と、私たちは安易にファストファッションのような格安サイトを利用するべきではないという事。私たちは、いつだって安くて良いものを求めてしまう。そのような消費者の声に応えるように、安くて良いものは作られ続けるが、その背景にどのような製造過程、労働環境があるのか、全く考えていない。私たちがそのような事を考えずに安くて良いものを求めてしまうのには、実態を知らないことが一つの原因であると考える。そのため、ファッションブランドなどは、販売する製品がどのような労働環境で製造されたかを発表することにより、消費者に、劣悪な労働環境で製造されているものは買わない、という意識を持たせる事が期待できる。実際、イギリスやオーストラリアの国々ではブランドなどに対して、労働環境の発表を義務づけているという。ただ、この実現は個人個人には難しい。そのため、私たちができることは、ファストファッションのような格安サイトを安易に利用しないという事。そこにはどのような労働環境が存在しているか不明確だからだ。では、どこで服などを買えばよいのか、そこで最近出てきたのが「エシカルファッション」というもの。エシカルファッションとは、環境を破壊しない、労働者から搾取しない、人と環境と社会にやさしいファッションのことである。様々な条件をクリアしたものには、認証マークが付いており、私たちはそれを参考にして買い物をすればよいのだ。つまり、怪しいファストファッションを利用するより、このような人、環境、社会に配慮したものを買う事で、持続可能な社会の実現に貢献ができるということだ。
「ラナプラザの悲劇」は人ごとではない。安くてよいものを求め過ぎる私たちも加害者なのかもしれない。あのような悲劇を繰り返さないためにも、持続可能な社会を実現していくためにも、私たちは一人一人ができる事を実践していかなければいけない。
大変満足
SDGsについて学びたい、将来の進路に活かしたい、社会問題に興味がある
一生モノの学びになった!
すごく良かった!
視野が広がった!
勉強になった!
SDGsについて行動したくなった!
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!
SDGsという言葉をよく聞くようになったが、実態をよく知らなかったので、勉強できるよい機会だと思い参加した。
ただネットでSDGsを検索しただけでは得られない多くの情報と知識を短期間で知る事ができ、また今後自分がどう考えてどう行動に移すか、そこまでしっかり考えさせられるような内容でとても良かったです。
自分一人でもSDGsに貢献できることはたくさんあると知ったので、第一に自分ができることをする。あとは将来この学びが活かせるような仕事をしたいと思いました。
個人的にここで学んだことはただ読むより書いた方がより頭に残ると思うので余裕がある人はやってみてください!
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
やることリストが可視化されているのがモチベアップに繋がりました!ありがとうございました!