『世界に貢献する一人になるために、今私自身がすべきこと』
私自身が世界に貢献するために大切だと考えることは、自らが知り、学び、伝えることだ。理由は三つ。一つ目、無知だと危機感や責任感を持てず行動が伴わないため。二つ目、私が現在学生でありできることの幅が狭いため。三つ目、情報の発信がより多くの人の活動につながるためである。
とある番組によると、ガーナには先進国からの電子廃棄物が集まるスラム街があるという。そこに暮らす人たちは、わずか500円の日給のために電子廃棄物を燃やしている。しかし、それらは燃やすと有毒ガスを出すため、スラム街で働く若者はガンを発症して三十代前後で死亡する。そこで、長坂真護さんはスラム街の人々にさえ不必要な廃材でアート作品を作り、売上の約95%をガスマスクの配布やスラム街初の学校の設立などの社会事業に振り分けている。今までガーナに先進国のしわ寄せが及んでいることも、このような日本人の存在も知らなかったため、私はかなりの衝撃を受けた。ガーナに対してはチョコレートのイメージしかもっておらず、国自体の知名度からも、アフリカの国の中では発展していると思っていた。ところが現実は凄惨なものだった。この件は先進国の行いが原因であり、他人事ではないと分かる。まだ認識していない事実の一つ一つは決して軽いものではない。つまり、日本人である私が知るべきことは数多く存在するのだ。
本研修や先の番組から世界の現状をある程度を分かったうえで、それでもまだ知ることが一番重要だとするのは、私が学生であるためだ。私は世界で起こっている事実と直接的または間接的な原因を知り、日常の中でのSDGsアクションは大前提として、分かりやすく結果にも直結するだろう募金に興味を持っていた。ところが、高校の先生の話を聞いて、募金は今するべきことではないと考えるようになった。話の内容は、募金は収入源をもつ大人が行うから、学生は学業や興味があることに専念し、その分野で将来貢献してほしいというものだった。世界の現状を知ってしまうと、自身の恵まれた環境との差に、今すぐなんとかしなければと焦ってしまう。信頼できる団体等が行う募金活動は、確かに誰かの助けとなる素晴らしいものだ。しかし、募金は参加しただけで満足し、次の行動につながらない可能性も高い。そこで満足してしまうと、結局大人になっても自分本意な生活をしてしまい、世界にも日本にも貢献できず害しか与えないようになる。将来、より世界に貢献する人材になることを目指して、今できることすべきことを見つめ直すことが重要だ。世界の中でも平和で発展した日本に生まれて努力なしに教育を受けている分、学生であるうちは、より多くの知識を得てたくさんのことを思索するべきだ。
一人一人がSDGsを知って理解し、社会的責任を伴う行動を起こさなければならない。世界各地で起こる問題を他人事でないと思ってもらえるように、人より先にSDGsについて学んだ私が、周囲に伝えていくべきなのだ。しかしながら研修を終えた後でも、まだまだ知らない事実や考え方があった。そのため、私は知識と理解を得て、その情報を更新し続ける必要がある。日本人のSDGs認知度は、約80%と一年でかなり増加した。知っている人を理解して行動する人に変える必要がある。その人たちと意見を出し合い、持続可能な世界の実現に取り組むことで、全体の大きな貢献になる。積極的に学び、生活の中でできるSDGs活動する。学びから掘り下げを行い、将来の貢献への糧にする。それらが、今現在私が世界のためにできることだ。
満足
SDGsについて学びたい、将来の進路に活かしたい、社会問題に興味がある
視野が広がった!
勉強になった!
SDGsについて行動したくなった!
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!
・コミュニケーション時にいつも笑顔でいられたら嬉しいなと思ったから。
・受験や就職活動で有利に働く要素になると思ったから。
・SDGsについての知識が浅く、いろいろ学びたいと思ったから。
オンラインSDGs研修と未来型海外ボランティアの両方を体験して、本当に多くのことを学んだなと感じます。しかし、研修を終えた後でも、初めて知る世界の状況や考え方があり、まだまだ学ぶことがたくさんあると気付かされました。日本という国単位でするべきことは浮かんでも、自分自身がすべきことを考えることがとても大変でした。
研修を通して考えた私自身のSDGsアクションを、少しずつでもこなしていきたいです。国や、地域などの大きな範囲で考えた解決策に取り組めるように、専門分野について学んだり精進したいと思いました。
たくさんのことを考えながら、楽しくSDGsについて学んでください!
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
現地の様子の動画を見ると子供たちが本当に楽しそうで、微笑ましかったです。スタッフさんや先生たちの頑張りがあってのことで、本当に尊敬します。これからも頑張ってください。