[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『SDGsはたった一歩から』

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小論文

『SDGsはたった一歩から』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

 SDGsの中で日本が積極的に取り組むべき問題になっているものは主に8つある。そのうちの一つの「ジェンダー平等」に焦点を当ててみたい。
 SDGsの達成度・進捗状況に関する国際レポート、Sustainable Development Report 2021によると、2017年から2021年の5年間で「ジェンダー平等」は最も日本にとって課題が残っている目標となっている。逆に、世界でこの目標の達成に最も近いアイスランドはジェンダーギャップ指数トップの地位を11年連続で獲得している。何故ここまで差が生まれるのだろうか。
 「ジェンダー平等」における、日本で達成されていない指標は3つある。1つ目は「女性国会議員の人数」である。この点で、日本はいつの間にか「女性後進国」と揶揄されるほど、海外に大幅な遅れを取っている。日本の衆院議員の女性比率は9.9%であり、1割にも満たない。また、未だに歴代の首相の中で女性の首相は一人もいない。2つ目は「男女の賃金格差」。女性は賃金の安い非正規労働で働く割合が高い、勤続年数が短いので正社員でも賃金が低い、管理職が少ないなど、男性と女性の差が広がっている。特に出産・育児などの制約を抱えている女性が正社員として働きにくい雇用環境が指摘されている。3つ目は、「家事・子育てなど無賃労働時間の男女差」。平成28年に総務省が行った調査によると、日本では、6歳未満の子どもを持つ家庭で、夫が1日に家事・育児などに費やす時間は平均1時間23分で、妻が7時間34分。ほかの先進国と比較しても、夫が費やす時間は少ない。
 以上の3つの指標を達成させるには、個人の活動だけでは実現不可能である。政府が遥かに日本の先を行く他国を参考にして国民に働きかけなくてはならない。例えば、他国と同様にクオータ制を政治に活用して女性が政治に参加する機会を作ることや、男女の平等をすすめ、すべての女性や女児があらゆるレベルで能力を高められるように、適切な政策や効果のある法律を作り、強化することの必要性を考えるべきだ。企業に平等が達成されるまで、暫定的に女性に有利な特別措置を取ることを推進させ、付随する差別の意識を撤廃できるよう理解・協力を求めることが最も有力な一手である。また無賃金の家庭内の子育て・介護や家事などが、お金が支払われる仕事と同じくらい大切な「仕事」であるということを、公共のサービスや制度を通じて、また個人の家庭内でも役割分担をして男女ともに家庭に関わるようにするなどして認めるようにすることである。
 「ジェンダー平等」は個人には取り組みにくい課題であることは否めない。だが政府だけでなく家庭内でも取り組んでいく意識が必要である。
 私は、この研修を受ける前は、これほど規模の大きい問題に私個人がいくら真面目に取り組んだとしても、もし隣人が意識していなかったり、活動の規模が小さかったら、まるで意味がないと考えていた。だが、この研修で17の目標が全て違う一方で、その中にも少しずつ類似する点があることや、全ての目標が密接に関わっていることを学び、たとえ1つのアクションしか起こせなくても、その一つの行動が全ての目標に何らかの形で貢献することができるということがわかった。大切なことは、私達の些細な行動が日々重なっていくこと、また、その行動に参加する人が多くなれば多くなるほどより大きな結果に繋がるということだ。確かに17の目標はたった1人の行動ではなにも変わらないけれど、たった1人の行動から始まるもの。そのことを念頭において生活することが最初の一歩になるのではないかと考えている。

発表会の様子

オンライン研修を受講した感想

総合的な満足度

大変満足 5つ星評価

受講前の気持ち

留学に行くはずだったのにいけなくなった、コロナ下でもできるボランティア活動を探していた、SDGsについて学びたい、人の役に立ちたい、将来の進路に活かしたい、子どもたちと交流がしたい、社会問題に興味がある

受講後の気持ち

一生モノの学びになった!
すごく良かった!
視野が広がった!
いい経験になった!
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!

研修を受講した理由を教えて下さい

もともと海外ボランティアに興味があり、将来就きたい仕事も国際的なものなので、いい機会だと思い応募した。また、HPで終了書をもらえると知って、受験での自分の強みになると思った。もともと今年の夏環境保護のボランティアで留学する予定だったが、コロナで難しくなったので、一つでも多く国際的な取り組みを経験したいと思ったため。

研修を受講した感想は?

学校でSDGsについて習ったが、それがいかに表面的なことだったかに気づき、ここまで具体的に詳しく学んだことはなかったのでとてもいい経験になりました。私のSDGsに対する少し否定的な見方を変えてくれました。
すべての研修で、私はSDGsの重要性・必要性だけでなく、この目標達成は現状では難しいこと、そのうえで私達の協力や17の目標に対する理解が達成に大きく貢献できることを学びました。国際的な問題達成に少しでも近づくため、日頃からSDGsを意識して生活するよう心がけていきたいと思いました。
活動が全て刺激的で面白かったです。また、毎回の振り返りで知識が定着していっていることを感じられ、満足です。この研修に参加して良かったです。

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

今回学んだSDGsの知識を周囲の人々に広めたり、自分の行動を見直していきます。「ひとりひとり」の活動が大切だということを忘れずに生活したいと思います。

これから受講される方へアドバイスお願いします!

たとえ小さな活動でも、必ず17の目標の達成に大きく貢献しています。この研修を通じて学んだ知識をこれからの生活に活かし、一人ひとりの意識を変えていきましょう!

ぼらぷらへ応援メッセージ

会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!

この研修が、自分の否定的な見方を変える大きなきっかけとなりました。とても為になりました。ありがとうございました。

ふきだし

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