[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『つくる責任つかう責任』

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小論文

『つくる責任つかう責任』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

世界の人口は2030年には85億人、2050年には97億人に達すると予測されています。この状況から心配されるのは世界の人々の暮らしを支える資源に限界があるということです。つまり、私たちにはつくる責任つかう責任が出てきます。
世界の現状は、まず食品ロスについて見てみると、2021年では世界で年間25億トンもの食品が捨てられていると報告されています。これは生産された全食品のうち、約3分の1にあたります。そして、20億人分の食糧が廃棄されている一方で、世界では9人に1人が飢餓状態にあり、また健康的な食事が取れていない人は31億人いるといわれています。
先進国では多くの食料が廃棄され、発展途上国では貧困や自然災害、紛争などによって食料が足りなくなっているという食の不均衡がおきています。
次に私たちが毎日着ている衣服について見てみます。環境省の資料によると、ファッション産業は世界2位の環境汚染産業とみなされています。それはなぜかというと、服1着につき、二酸化炭素が25.5キロ、500mlペットボトル約255本分が排出され、水は2300リットル、浴槽約11杯分も消費されているからです。また、みなさんはもう着なくなった服をどのように手放していますか。まだ着られる状態なら寄付をしている人もいると思います。ですがこれが本当に持続可能な社会に繋がっているのかというとあまりそうではないかもしれません。
西アフリカのガーナでは毎週1500万着もの古着が輸入されています。一部は難民キャンプへの物資としてリサイクルされていますが多くは現地のマーケットの商品となります。近年、ファストファッションの浸透により、低品質の古着は売れなくなっており、約4割はゴミとして捨てられています。そして、発展途上国ではゴミ処理場などの施設は不十分で、古着の大量廃棄が原因で環境汚染、海洋汚染の問題が深刻になっています。また、世界中から品質の良い古着が安く手に入るため、アフリカにおける繊維産業の成長の機会が失われ、さらに衰退し繊維産業に携わる現地の人の雇用も減少しています。これらの問題はSDGsの8番目の目標の働きがいも経済成長も、そして14番目の目標の海の豊かさを守ろうにも繋がります。
目標を達成するために企業でも取り組みが行われています。イオングループでは、食品の売れ残りが出ないよう、グループ全体で廃棄された量を把握し、消費者が購入しやすいサイズに工夫したり、ゴミの分別を17種類に分類し、リサイクルして新たな資源として有効活用したりしています。では、私たち個人にできることは何があるでしょうか。まず、食品を買うときは買いすぎない、作るときは作りすぎない、外食時には注文しすぎない、そして最も重要なのはきちんと食べ切ることです。
他にも服を買うときは、なるべく丈夫で長く着られるものを買うことを意識したり、色々なファッションを楽しみたい人は服をレンタルすることができるサブスクリプションを活用したりするのもいいと思います。
持続可能な社会を作っていくためには1人1人の意識と行動がとても大切になってきます。すぐに結果が出ることではないと思いますが、小さなことでも1人1人が意識して取り組むことで大きな結果になるので私はやらなくても大丈夫と思わず、できることから取り組んでみましょう。

オンライン研修を受講した感想

総合的な満足度

普通 3つ星評価

受講前の気持ち

社会問題に興味がある

受講後の気持ち

視野が広がった!
勉強になった!

研修を受講した理由を教えて下さい

授業で取り扱ったため

研修を受講した感想は?

自分からはあまり調べないようなことだったから授業の中でSDGsについて学ぶことができ、視野も考え方も広げることができてよかった。

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

日常でできることを見つけて実践したい

これから受講される方へアドバイスお願いします!

 

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