『「学び」を世界の子どもたちへ』
教育を受けられない子どもたちのために私が出来ることは、一体なんだろうか。私は高校生だ。そのため教育が普及していない地域に行き子どもたちに読み書きを教えたり、学校を建設したりする、というようなことを行うのは非常に難しい。では、「質の高い教育をみんなに」という目標に対して、私は貢献できないのだろうか。答えはNOだ。私たち、高校生にも出来ることはたくさんある。「一人ひとりの小さな取り組みが大きな力となって世界を変える」。これがSDGsだ。
はじめに、現在の教育の現状を理解する。2000年時点では約1億人の子どもたちが学校に通えていなかった。しかし、2015年には5800万人まで減少したというデータがある。学校に通える子どもたちが増えてきているのだ。多くの国や地域が子どもたちの教育に重きを置くようになり、少しずつ改善されているのがわかる。だが、学校に通える子どもたちが増えても、質の高い教育が普及したということにはならない。なぜなら、学校には通えても教育環境そのものが整っていないからだ。例として、鉛筆や消しゴムの不足、教材を買うお金がない、などが挙げられる。その結果、15歳以上で読み書きが出来ない人は世界で7億人以上いる。これが現状だ。
次に、質の高い教育が受けられないとどのような問題が生じるのかについて考察していく。私が考えた問題点は2つだ。1つ目は、先に記したように、読み書きが出来ないまま大人になってしまうという点だ。読み書きが出来ないと安定した職業に就くことが出来ないため、高い収入を得られない。そのため生活費すら稼ぐことが出来ずに貧困に陥ってしまう。子どもを学校に通わせるお金もないため、その子どもも家庭を支えるため、幼い頃から労働を強いられる。貧困のループが生まれてしまうのだ。2つ目は、女性の妊娠・出産に関する正しい知識の欠如だ。もし女性が正しい知識を得ていれば、子供の死亡率も下がるはずだ。一つでも多くの命を救うためにも、教育はなくてはならない。
この問題に対して私が出来ることは「フェアトレードの製品を積極的に買うこと」だ。教育とフェアトレードの製品の購入は一見すると関係がないように思える。しかし、私が国際フェアトレード基準を満たした商品を買うことによって、適正な賃金が発展途上国の人々に渡される。そうすれば、貧困に陥っている人々への援助に繋がる。少しでも家庭に余裕が生まれたら、子どもたちが学校に行く機会を得られたり、不足している文房具を揃えたりすることが出来る。結果的に質の高い教育の普及に繋がるのだ。他にも、「語学を学んでより多くの人とコミュニケーションを取り、新たな視点を得ること」、「世界の教育の現状をより深く知り、学んだことを発信すること」などが挙げられる。
このように、直接的な解決策をとることは出来なくても、「質の高い教育をみんなに」という目標を達成するために出来ることはたくさんあるのだ。そうとわかれば、じっとしている場合ではない。私たちは一人でも多くの子どもたちに教育の機会を届けなければならない。誰も置き去りにしない社会を実現するために、今、行動しよう。
大変満足
コロナ下でもできるボランティア活動を探していた、人の役に立ちたい、社会問題に興味がある
一生モノの学びになった!
すごく良かった!
視野が広がった!
勉強になった!
いい経験になった!
SDGsについて行動したくなった!
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!
LIVEボランティアが楽しかった!
中学生のときから海外協力に携わりたいと考えており、コロナ禍でも自分に出来ることをやってみたいと思ったから。
とても勉強になり楽しかったです!今まで知らなかった世界の現状をたくさん知ることができました。SDGsのために行動を起こそうと思えるきっかけにもなりました。本当に多くのことを学べるプログラムだったので、また参加したいと思います。
ありがとうございました!!
学校で世界情勢を学ぶ機会があるのでそのときに今回得た知識を発信していきたいと思います。将来留学に行く予定なので、オンラインライブで培った力を発揮したいです!
とても楽しく勉強になるので、緊張せず、楽しんで参加してください!
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
現地動画で楽しそうに活動している姿を見て、私もカンボジアへ行ってみたいと思いました!大学生になったら、ぜひ現地プログラムに参加したいです!今後も頑張ってください!