『よりよい世界を作るために私達ができること』
貧しい子どもたちのために私達は何ができるだろうか。今日本では、七人に一人の子供が貧困状態にある。そして世界では五人に一人が極度の貧困状態で暮らしている。私達はこの現状を解決するために、ひとりひとりが問題意識を持ち、子どもたちに対する支援を充実させ、協力していかなければならないと考える。
まず、日本の教育についてだ。貧しい子供は、経済的格差が教育的格差になり、将来的にも貧困状態から抜け出せない傾向がある。貧困は連鎖してしまうのだ。しかし、私は教育こそが貧困を断ち切れるものであると考えている。何より良い教育を平等に与えられるような制度を整備する必要がある。例えば、奨学金だ。日本の奨学金は貸与型が多数であるが、給付型を増やすべきだ。私自身奨学金は返すのに苦労するから使わないほうが良いと言われたことがあるし、私立大学の四年間にかかる学費の平均は400百万弱であり、卒業後のことを考えて進学を諦めた子供もいると考えられるからだ。
2つ目は、食事についてだ。貧しい家庭の子どもたちはどうしても十分な食事が食べられなかったり、栄養バランスが崩れてしまう。全国的に展開されている「子ども食堂」などの取り組みに募金したり、ボランティアに参加することが必要だと考える。また、「救缶鳥プロジェクト」や「TABLE FOR TWO」に積極的に参加していくべきだ。
3つ目は医療だ。発展途上国の子供たちは医療が満足に受けられず、死亡率が高い。私達は、UNICEFに寄付をしたり、SNSなどを利用して多くの人に現状を認識してもらい、力を合わせるべきだ。
このように、私達は貧しい子供のために、それぞれが意識して協力していかなければならない。まずは、貧困について知ること。次に行動すること。私達ひとりひとりが人任せにせずに行動していけばよりよい社会になっていくと思う。私達の行動が子どもたちの幸せな生活を創り上げていく。私達は、生まれた国や環境に関係なく、努力をしたものが評価され、平等な機会を得られる社会を目指し、今こそ歩み始めなければならない。