『フードロスの現状』
皆さんは日本の食品ロスの量を知っていますか。年間五百二十二万トンも廃棄されています。これは一日に一人あたりお茶碗一杯分を捨てている量です。また、日本は食料品全体の七割を輸入に頼っている現状からみて、よくない状況です。だからこそ自分たちができるアクションを探すために今回、実際に「飢餓をなくそう」の目標を解決しようとしている企業の日本水産業に行って、お話を伺いました。そこでは、興味深い会社独自の企画や、外部の団体と協力して、食品ロスを減らそうとしていました。そのアクションを少し紹介したいと思います。
まずは会社独自のアクションについて二つ紹介していきます。一つ目に、募金できる定食です。これは、水産業ならではの魚料理の決まった日に、その料理を買うことで、一食二十円の募金ができるシステムです。その定食を頼むことで、DHAなど健康に良い物が豊富に摂れる仕組みです。二つ目に「宴会料理を食べきろう」という企画です。内容は注文した商品を残さずに食べきろうというもので、忘年会シーズンなどに実施しているものです。そして参加人数×百円を国連WFPに寄付をしていました。どちらも会社の社員さんたちが身近なところでできる活動があってとても良い活動だと思いました。
次に外部の団体と協力しているアクションについて二つ紹介していきます。一つ目に、「子どもの食応援ボックス」と「本社フードドライブ」です。どちらも貧困な仮定にボックスを送るという活動です。不要な贈答品や買いすぎてしまった食品、定形外の商品などを捨てないようにする活動です。二つ目に「おにぎりアクション」というものです。これはおにぎりに関する写真をSNSに指定のハッシュタグをつけて、アップすると協賛企業さんが1ツイートいくらで、寄付してくれるものです。指定の期間で、フードロスについて考えるいい機会だと思いました。
今回の活動を通して、最後に紹介した「おにぎりアクション」はスマホがあれば、誰でもできるものなので期間中に率先して、やっていきたいと思いました。そして、今日からでもできる活動として食べ残しを避けるように、自分が参加する食事会などでも、考えてみたり、食品を無駄にしない買い物をする心がけを持ってみたり、不要になった贈答品を子ども食堂などに寄付ができるようにしたいと思いました。