『トイレ』
トイレと聞いてどんなトイレを想像しますか。
わたしは今年の7月から8月にかけて夏休みに一ヶ月間セブ島研修へ行きました。お腹を下しやすいわたしはあるセブ島の小学校のトイレを借りました。そこで見たトイレはトイレとは思えませんでした。
扉とは思えない扉を開けると逃げていくゴキブリたち。お世辞でもきれいとは言えない便器。その横には茶色い液体。言葉も出ませんでした。そんなトイレに後退りする友達もいました。日本に帰ってきてからトイレにはいった瞬間、とても感動しました。その綺麗さにおい設備、その全てに感動しました。
その日からわたしはどうしたら全世界に日本のような綺麗なトイレを作れるだろう、そう考えるようになりました。フィリピンに視点を置いてみたとき、まずわたしが目をつけたのは水道管です。フィリピンの水道管はとても細く脆いのです。そのため水圧、温度が安定しません。では、その水道管を太く丈夫なものに変えればいいだけの話だ。そう思いました。しかしそれを実行しようとすると莫大な費用と技術が必要になります。フィリピンという国はあまりお金を持っていない国なのでそれは難しいのです。
そこでわたしはあるビジネスを考えてみました。日本では水道管の工事をするには免許が必ず必要になります。
この免許を外国の方も、日本または各国に施設を作りそこである一定期間水道管工事について学び、あらゆる試験に合格すれば免許が取れるというビジネスを始めるというのがわたしの案です。イメージは車の免許を取る際に行われることが多い合宿免許の国際バージョンのようなものです。
もしこのビジネスが成功すれば日本にもたくさんのお金が入りますし世界中により綺麗で安全なトイレや安定した水圧、温度の水もよりたくさんの国、場所に作れるとわたしは考えました。
フィリピンではSDGsはあまりよく知られていないことを実感しました。なのでまずはSDGsについて知ってもらうことがSDGs達成のはじめの一歩になると思います。