『水問題解決に向けたアクション』
私は世界で最も解決すべき問題はSDGs6番の「安全な水とトイレを世界中に」であると考える。私はこの問題について中学生の時から解決に向けた探求を続けてきた。世界人口80億人のうちおよそ半分に当たる42億人が安全に管理されたトイレを使用することができていないということが今の現状だ。数字としてデータ化されたものを見れば先進国である日本人にとっては大変な問題だなと感じるだろう。しかし日々の生活でこれらの問題に直面していない日本人にとっては問題を解決しようと行動に移す人は、少ないと考える。
そこで私はトイレ問題だけでなく様々な問題を目にしてみたく、発展途上国であるカンボジアへボランティアとして訪問した。都市部、農村部どちらでもやはり自分が感じたのは公衆衛生面での問題だった。トイレットペーパーは流せず、歯磨き時のうがいでさえもペットボトルの水でしなければならなかった。特に農村部ではトイレを流す水さえなく井戸のようなところからバケツで水を汲み取る形であった。そもそもなぜトイレットペーパーを流してはいけないのか。主な原因は下水管の細さにある。管が細いことから詰まりやすくなってしまった。管を変えればいいだけの話じゃないか、そう考える人は多いだろう。しかし治す資金などない。そこで先進国である日本の力を借りればいいと考えた。日本人が現地人に下水管、水道管工事について教えるということだ。日本人が工事を行っても壊れたときに工事ができる日本人がその場にいないと治すことができない。技術を知ってもらうことで現地人がすぐに工事を行うことができるようになる。もう一つの解決策は普通のトイレットペーパーより水に溶けやすい素材のものの開発だ。この技術も他国との協力によって成されるものだと思う。これらの解決策によってカンボジア以外の多くの発展途上国のトイレについての問題が解決されていくと考える。しかしこれらは他国の協力がないといけない。そのためにはこの問題の重大さについての認知度を世界規模で上げる必要があると思う。私は学生で学校やSNSでの限りある人への情報を発信することしかできない。しかしそこでもらった返事や意見を自分の考えに取り入れ解決策をより具体的に考案できるようにこれからも探求を続けたい。
大変満足
SDGsについて学びたい、人の役に立ちたい、将来の進路に活かしたい、社会問題に興味がある
一生モノの学びになった!
視野が広がった!
いい経験になった!
元々発展途上国に興味がありそのような国に行った時がなかったので感じてみたかったから。また大きなボランティアをしてみたかった。
日本に帰ってきてからさまざまな面でカンボジアと比べる場面があってたくさん刺激を受けたのだと感じた。情報をみることや聞くことと、実際に自身の目で見ることの大きな違いや重要性を感じることができた。
世界規模の視野で物事を考えれることができるように活かす
人生の見方が変わる!