[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『幸せの輪の拡大』

小論文

『幸せの輪の拡大』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

 「今、あなたは幸せですか?」
夏休み前の私は「別に特別幸せではない。」と答えていたと思います。しかし、今の私はこのように答えます。「私は幸せです。」と。
 SDGsの目標達成には発展途上国の経済発展が求められます。しかし現在のカンボジアは、豊かとは言い難い生活を送っていました。私は学校の総合学習で貧困について探求しています。夏前の結論は、「SDGsの目標達成は極めて困難である」です。探求を深めていくと、カンボジアが様々な課題を抱えていると知りましたが、原因は全て、国のお金が足りていないことに繋がると考えたからです。解決には先進国からの継続的で膨大な支援が必須です。しかし、「先進国も自国のことで精一杯なのに、支援してくれる国なんてあるのか?」と思いました。
 私はカンボジアでの体験を通して学んだことは二つあります。一つ目は、発展途上国は先進国に劣っているわけではないことです。カンボジアの現地の方はみんなエネルギーに満ちていて笑顔が眩しかったです。一日一日を一生懸命に生き、人とのコミュニケーションを大切にして、人生を楽しんでいるように感じました。日本はカンボジアよりも豊かですが、日本人の方が退屈そうな人が多く感じました。幸せは環境の良し悪しではなく、自分自身で創造するものだとカンボジアへ実際に訪れて、学びました。発展途上国から先進国が学べることは実は沢山あります。先進国からの上から目線な支援ではなく、相互が協力しあって目標達成を目指す姿勢が大切であり、結果的にそんな姿勢がSDGs達成を促進するのではと思いました。二つ目に我々一人一人のSDGsアクションや支援の大切さを学びました。小学校で触れ合った子供達は、痩せてる子が目立ち、衣服はボロボロでした。都会は設備の整った建物もある一方、そこに行ける人は限られた人のみであることは街の様子から見て取れ、支援はまだまだ行き届いていないことはよく分かりました。研修を通して、日本のカンボジアへの支援活動である、水道や橋の整備などが、現地で着実に役立っていることを知りました。ボラプラの支援活動も確実にシェムリアップ村を明るくしていました。我々がカンボジアへ支援活動することは日本にいると見えづらいですが、一歩ずつ着実にSDGs目標達成に近づいている行動だと学びました。
 私は現地で行ったワークショップにおいて、広げるについて発表しました。私が体験したことを沢山の人に話して、広めて、カンボジアの現状を知る人を少しでも増やすことでSDGs 解決への意識の向上する人が増え、少しでもSDGsアクションの輪を広げていきたいという内容です。帰国後、実際に15人以上の人に現地での体験や学んだことを事細かく話したり、写真をネットに載せたりしました。近々、高1の授業で1時間カンボジアでの体験談や学んだことを話す機会もいただいています。広げることを自分なりに行動した今、次は繋げてゆくことが大切だと思っています。気軽にできるSDGsアクションの紹介や、後輩にボラプラの活動を紹介しようと思います。
 人と人との繋がりを大切にし、互いを尊重することは自分を更に幸せにするし、世界の幸せの輪を少し拡大することにつながります。SDGsが全て達成できた時、世界中全員幸せになるでしょう。しかし、それが今は難しいなら、一歩ずつ、少しずつ幸せの輪を広げてゆきたい。

オンライン研修を受講した感想

総合的な満足度

大変満足 5つ星評価

受講前の気持ち

コロナ下でもできるボランティア活動を探していた

受講後の気持ち

一生モノの学びになった!

研修を受講した理由を教えて下さい

私は自分のことで精一杯で人ために何かすることがなかなか難しいので、ボランティアという活動を通して、誰かの役に立ちたいとかねてよりボランティアには興味がありました。

研修を受講した感想は?

とても、貴重で一緒忘れない経験ができました。参加するまで不安と緊張でいっぱいでしたが、参加して良かったと思っています。
現地の文化を学び、日本との違いを感じ、受け止め、カンボジアへの学びを深められました。素敵な友達もできて楽しかったです。

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

SDGsについて学んだことや、現地で体験したことを色々な人に教えて、活動の輪を広げていきたいです。

これから受講される方へアドバイスお願いします!

とても貴重で、一生忘れない経験ができると思います。

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