『カンボジアの教育と経済の今後』
私は近年注目されるアジア諸国の経済と経済発展の度合いという観点から、今後のGDPや国の産業のためにもカンボジア国内の識字率及びその国にとって最善の教育を普及させるべきだと考える。
以下詳しく論じる。
経済発展を受けてGDPが急速に増加した場合、もちろんだが国の外交は活発に、観光業も盛んになる。
しかし、教育が充分に普及していない状態だとどうだろうか。社会に出た際、時間や言語、物の売り買いに苦労することになり、国家の経済発展にも繋がらない。更に危惧すべきはそれがその国にとって最善の教育であるかどうかである。本来教育や地域社会の団体によって育まれるはずの、互いのイデオロギーが渋滞する羽目になる。従来の先進国で行われている教育施策に合わせて導入してきたカリキュラムには、国家に寄り添った内容を取り込む事が重要なのだ。
そうした国の内面的な発展のためにも、国家に合わせた教育体制は必要であろう。
また私がこのカンボジアボランティア研修に参加した際、村以外の、街の子供たちについて気になったことがひとつある。カンボジアに到着した日の夜、私がホテル付近の屋台で夕食を調達していた時の話だ。夜中であるにもかかわらず、果物や生肉を入れた籠を首からさげて販売している、ほんの8歳程の女の子達を見かけたのである。日本語や英語を喋る様子は無く、夜のカンボジアの街を歩いていた。
彼女たちは日中学校に行っているのだろうか。現地の人に聞いたところ、学校終わりに仕事をしているという事だった。カンボジアの街はスターバックスもスーパーも、バーガーキングもあるが、それでもまだ子供が夜に街へでて仕事をしなければならない現状があるようである。
系統によると、1998年から記録されるカンボジアの就学率の割合は年々増加傾向にある。特に小学生の就学率は83.8パーセントと高い。しかし中学生の進学率は16.6パーセントと低く、その理由としては、中学生に当たる年齢の子供たちは貴重な労働力である事、人口増加などの理由から落第者が多い事などが挙げられる。
私はこれに対して深刻な教員不足と家庭の教育認識の打開が必要であると考える。
教員の質に関して、UNESCOは発展途上国における教員像を生涯学習者として規定しており、そのような教員をサポートするとしている。しかしながら教員の数は決して潤っているとは言えない。この問題は、教科書や学習教材・施設の不足に加え、教員の給与の低さや諸手当支給の遅延といった要因が、教員の労働意欲や職業としての魅力を欠いている事。教育研究が弱小である事が原因だと言える。本来は教育研究に基づいたカリキュラムやテキストを使用しなければならない。教員や授業カリキュラムの研究の必要性を再確認していく必要があるだろう。
そして家庭の教育認識における問題であるが、この原因には両親が教育の重要性を自認している場合と、出来ていない場合の2つのパターンがある。将来的、持続的な家庭の安定よりも目先の収入を頼ってしまうのである。特に地方と都会では男女の進学率に大きな違いがあり、まだ男女の地位が同等では無いことが分かる。特に農村部では子供が貴重な労働力となってしまっているために、出席日数不足で落第してしまう者が多くいる。カンボジアではPTAが組織されている学校もあるため、家庭の考えも再確認する事が必要である。
私は、以上の教育カリキュラムや家庭の教育認識の再確認、学校の教育体制の見直しがカンボジア国内の今後の経済においても必要不可ではないかと考える。
大変満足
留学に行くはずだったのにいけなくなった、コロナ下でもできるボランティア活動を探していた、SDGsについて学びたい、人の役に立ちたい、将来の進路に活かしたい、子どもたちと交流がしたい、社会問題に興味がある
一生モノの学びになった!
すごく良かった!
視野が広がった!
勉強になった!
いい経験になった!
SDGsについて行動したくなった!
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!
一度自分の目で見て触れる事で、SDGsの見え方が変わり、解決策も具体的に考えられるようになるのではないかと考えたからです。
1週間があっという間にすぎました。カンボジアの方はみんな暖かくて、カルチャーショックも受けつつSDGsの深い学びを得ることが出来ました。私にとって忘れられない夏休みになりました。
受験、将来の夢に活かしたいです
後悔はさせてくれません、色んな学びを得られると思います。
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
スタッフさん!頑張ってください!
愛してます!