『カンボジアのボランティア活動をとおして感じたこと』
皆さんは日本とカンボジアの違いを感じることがあるだろうか?急に日本とカンボジアの違いを聞いてきて、なんだ?とも思ったかもしれないが、ここでいう私の日本とカンボジアの違いとは「水」についてだ。
ではなぜ、「水」について違いを感じたのか説明しよう。日本では水道水を飲めること、水洗トイレが整備されていることが当たり前だ。だがカンボジアでは違っていた。都市に近い場所だと水洗トイレを使える場所もあるが、町の方に行くと水洗トイレを使える場所はほとんど無い。また、水道水もカンボジアでは飲むことが出来ないのだ。日本だとどこでも水道、水洗トイレがある。しかし、これは先進国の日本だから当たり前であるだけで、発展途上国のカンボジアでは当たり前で無いのだと改めて実感できた。ここで、私はsdgsの目標6番「安全な水とトイレを世界中に」に注目した。今まで日本にいて水の大切さをあまり理解していなかったのだが、カンボジアのボランティア活動をとおして現状を知ることができ、水の大切さを十分に理解出来た。また、この目標を達成するために私は下水道の整備がとても大切だと感じた。都市の近くでは水洗トイレが使えるということは都市の近くでは下水道がきちんと整備されているとである。だから、町の方まで下水道の整備をすれば水洗トイレは使えるようになるのだ。このように簡単に話しているが、下水道の整備が簡単なことでは無いことは皆さん承知の事実だろう。下水道の整備をするためにかかる莫大な費用、工事をするために必要な人員、これらを集めることはそう容易いことでは無い。しかも、下水道の整備をしたからといってそれで完成では無い。水洗トイレを設置するのにも費用がかかる。だがしかし、私は下水道の整備をし、水洗トイレを設置する必要があると感じた。なぜなら、感染症のリスクを少しでも下げたいと感じたからである。カンボジアには病院が少なく、病気になったら何時間もかけて病院に行かないといけない場合があるそうだ。だから、水洗トイレを設置して少しでも衛生的なトイレを使って感染症のリスクを下げたいと感じたからである。
私は今まであまり水の大切さを感じたことが無かったのだが、カンボジアのボランティア活動を通して水の大切、水道水が飲めるありがたさを知ることが出来た。だからこの経験を活かしてこれからsdgsが達成できるように自分でもできることをやっていこうと感じた。