[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『持つべき責任』

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プレゼン資料
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小論文

『持つべき責任』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

 紙ストローやエコバックの持ち歩きが当たり前になりつつある社会の中で、今では、多くの人々が無意識的にSDGsに貢献しているだろう。SDGsの認知度も、株式会社電通マクロミルインサイトの調査によると90%を超えている。しかし、内容まで知っている人は40%程度しかいなかった。この原因の一つに、「自分ごと」として捉えていないことが挙げられると私は考える。「日本で飢餓に苦しむ人はほとんどいない」「日本では皆が十分にエネルギーを使えている」と、自分が持つイメージだけで物事を捉え、これらの問題は他人事であると無責任な考え方をしてはいないだろうか。私は、この考え方が非常にもったいないと考えている。
 では、世界は今どのような社会問題を抱えているのか、私達の普段の生活から考えてみよう。まず、私達は朝起きたら毎日きれいな水で顔を洗い、衛生的なトイレを使う。ユニセフによると世界人口の4分の1、約20億人が安全な水を使えず、また約36億人が不衛生なトイレを使う生活を送っている。つまり、私達が好きなだけ安全な水を使っている間にも、水不足や衛生状態の欠如によって生死を彷徨っている人がいるということだ。次に、学校について考えてみよう。私達は週に5日、教室で色々な知識を持った先生による授業を受けている。一方発展途上国では、国連によると初等教育率が90%を超えているにも関わらず、7億人を超える15歳以上の人々が読み書きができない。このような状況に陥ってしまうのは、貧困状態であったり、整った環境で質の高い教育を受けることができないからであり、これによって将来働きがいのある職に就くこともできなくなってしまうのである。私達は学校が終わり家に帰ると、夜ご飯を食べる。私達にとって栄養のある食事を取ることは生きる上で非常に大切なことである。しかし国連によると飢餓人口は7.3億人にのぼるという。また、栄養失調状態が続く中で、生き延びようと頑張る人々がいるのに対し、日本では毎日一人あたり113gの食べ物を捨てているという信じがたい事実もある。国連によると私達の生活に必要不可欠な電気ですら7.3億人以上の人々は使うことができずに生活している。そんな人たちにとって外灯の灯りで勉強をしたり、薪や炭を燃やして料理することは当たり前になっている。
 これらの社会問題は果たして「他人ごと」なのだろうか。その答えは紛れもなく「NO」だ。現在多くの人が、世界の社会問題に実感が湧かないがゆえに、日本と世界を隔てて考えているだろう。しかし今私達に必要なのは日常生活を懐疑的に見て、世界の社会問題と日常生活を結びつけて考え、世界の現状は想像を超える厳しさであることを実感することで、社会問題を「自分ごと」として捉えることである。当事者意識をもつことは、社会問題解決に大きく繋がる。例えば、飢餓の問題を「自分ごと」として捉えると、飢餓問題がほとんど無い日本でも、食料廃棄量削減に取り組むことで貢献できると考えることができるだろう。
 私はぼらぷら研修を通して、SDGsに関する具体的な知識はもちろん、持続可能な社会を作るための考え方や、マインドを学ぶことができた。「自分ごと化」することは、単純で簡単であるのに、ぼらぷら研修を受けていなければ、その考え方を身につけることもなく、社会に対して無責任な行動を取り続けていただろう。私はぜひ多くの人に社会問題を「自分ごと」として捉え、自分にできることを小さなことからでも考えられるようになって欲しい。そして最終的には皆が意識的にSDGsに取り組む社会になって欲しい。

発表会の様子

オンライン研修を受講した感想

総合的な満足度

大変満足 5つ星評価

受講前の気持ち

コロナ下でもできるボランティア活動を探していた、SDGsについて学びたい、人の役に立ちたい、将来の進路に活かしたい、社会問題に興味がある

受講後の気持ち

一生モノの学びになった!
すごく良かった!
視野が広がった!
勉強になった!
いい経験になった!
SDGsについて行動したくなった!
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!
LIVEボランティアが楽しかった!

研修を受講した理由を教えて下さい

SDGsや持続可能な社会に興味はあったものの、表面しかわからず、他者にSDGsとはなにか、うまく説明することもできない状態だっため、何か深く学べるプロジェクトに取り組んでみたいと思った。その時にぼらぷらを見つけ、オンラインでも十分な内容と、過去の参加者の声に惹かれ、また、小論文の提出によってアウトプットし理解を深めることが出来ることに魅力を感じて申し込みました。

研修を受講した感想は?

根本的な考え方、17の目標の具体的な内容、世界と日本の繋がり、日本企業のSDGsの取り組みなど、様々な視点からSDGsの理解を深める事ができました。世界の厳しい状況を日本と比較しながら学ぶことで、自分が社会問題を背負う一員であるということを実感し、責任をもって行動しなければいけないと考えることができるようになりました。主体性、多様性、協働性を持ったやり方で持続可能な社会のために行動したいという思いが研修前に比べて何十倍も強まりました。 

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

日々の生活とSDGsを結びつけて考えることを意識し、自分にできることを見つける癖をつけたいと思っています。また、私は将来ビジネスの手法をもちいて貧困や飢餓で苦しむ人々を助けたいと考えています。そのために大学では、今回身につけた考え方や広い視野とSDGsの知識を活用しながら、持続可能な取り組みを考えて行いたいです。

これから受講される方へアドバイスお願いします!

わかりやすい教材によってSDGsの内容はもちろん、誰も置き去りにしない社会のための考え方や、行動の仕方も学べるため、あなたにとってとても良い経験になると思います。SDGsに少しでも興味がある方はぜひ参加してみてください。自分にできること、そして未来の選択肢が広がるはずです。

ぼらぷらへ応援メッセージ

会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!

様々な不安がありましたが、迅速な対応、わかりやすい学習の仕組みによって、自分のペースで楽しみながらSDGsについて学ぶことができました。これからを生きる人として成長できたと思います。
本当にありがとうございました。この経験を活かして社会に大きく貢献できるように頑張ります!!

ふきだし

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