『自分のためにも地球のためにも「丁寧な」暮らしを』
私たちは地球にとって「丁寧な」暮らしをしているだろうか。ツバルやモルディブでの海面上昇、リビアやバングラデシュでは洪水が、アメリカでは死者を多く出す規模のハリケーンなど、世界では年々自然災害が増えている。自然災害というと自然に起こる天災によるものと思うかもしれないが、私たち人間の活動によって起きているものもある。今の生活を続けていくと地球の温度が上がって、災害が多くなり、いつかは地球に住めなくなってしまうため、2015年に国連サミットで持続可能な開発目標であるSDGsが採択された。私たちは学校でSDGsについて知る機会が増え、世界中でも取り上げられているため、SDGsを知らない人は少なくなった。しかし、それなのに、なぜ温室効果ガスが⒈2%増えて過去最多となったり、エルニーニョ現象が起きて森林が破壊されているのだろうか。なぜ人々はSDGsを達成するための行動を取らないのだろうか。それは、これらの問題を解決することが地球規模であり、あまりに壮大であるため学生の私たちからすると何から始めていいか分からないということや、自然災害が発生した時に発生原因の対策ではなく目の前の災害対策に重点を置いている人が多いことなどが挙げられる。年々気温が上昇していっていることを例にとると、気温上昇の原因は二酸化炭素が増えすぎることで地球に熱が溜まっていることにある。また、気温が上昇することで私たちはクーラーをより頻繁に使うようになった。しかし、クーラーは電力を使って動いており、その電力は日本の場合、化石燃料を燃やすことによる火力発電が主流だ。火力発電は二酸化炭素を排出する一番の原因だ。したがって、気温上昇時にクーラーを使って暑さを凌ぐことは私たちにとって暑さを解決することにつながるが、クーラーを使うことで気温上昇の原因である二酸化炭素の量を多く排出してしまっていることにもなる。私は目の前の変化に対応していくのも大切だと思うが、それと同時にその異常気象発生の根底にある問題を知り、解決するために行動していくことも大切だと思う。私たち、高校生にできることは限られているかもしれないが、早寝をすることで夜の電気消費量を削減したり、ゴミを分別をすることでリサイクルできるものを増やし、ごみ処分時の消費エネルギーや温室効果ガスを削減できる。また、使い捨てコンタクトレンズの容器を集めることで二酸化炭素排出の削減、日本アイバンク協会への寄付活動へと繋がる。日本の食品ロス量は年間646万トンで毎日一人あたり1〜2個のおにぎりを捨てていると言われている。食品廃棄量を減らすためにもお弁当を食べ切ることや食べられる量だけ買うことも環境貢献につながる。服は友達や家族などからもらったり、古着屋で買ったりして一つのものを大切に使うことも環境を守るアクションになる。このような日常で行なっている小さなことを「丁寧に」行うことが私たちの将来につながり、また地球に住み続けられる期間を延ばすことにもつながる。私はこれからも地球に長く住むために災害発生の根本にあるもののことを考え、自分にできる丁寧な暮らしをしていきたいと思う。
大変満足
SDGsについて学びたい、将来の進路に活かしたい、社会問題に興味がある
一生モノの学びになった!
すごく良かった!
勉強になった!
SDGsについて行動したくなった!
以前からSDGsに興味はありましたが、学校で聞くことはあってもなかなか深く知ることがなく、このプログラムを通して、SDGsについて理解を深めたいと思ったので参加しました。また、修了証やアンバサダー認定証を将来に活かせると思ったので申し込みしました。
日々いろいろな形式でSDGsを学ぶことができ楽しかったです。また、SDGsのことを考え、色々な知識を得ることができとても嬉しく思います。最後の集大成である小論文発表会では、聞いてくれたクラスのみんなや先生がこのボランティアプログラムについて興味を持ってくれたことがとても嬉しかったです。
このボランティアプログラムを通して動物の権利を守るためにペットを大切に育てることや食品ロスを減らすために食べ残しをしないことなどを学び、自分にもできることや、もう今やっていることがあったのでこれからもそのような行動を継続させていきたいと思いました。また、色々な人にSDGsについて話すことや伝えることが私たちの地球を守ることにつながると学んだので、身近な人から積極的にSDGsを広めていきたいと思います。
SDGsについてとても楽しく学ぶことができ、世界の状況についても知ることが出来ます!小論文とかは大変ですがぜひ楽しんで取り組んでみてください!
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
このプログラムを通して知らなかったことを沢山知ることが出来て自分の生活が豊かになったように感じます。ありがとうございました!