『私が体感した教育の大切さ』
全世界には、たくさんの問題がある。戦争であったり、気候変動であったり、貧困であったり。しかし世界中でそのような問題があるのにも関わらず、裕福と言われている人たちは何か行動を起こしているだろうか。私は、日々目に入ってくる世界各国の戦争や気候変動、貧困などのニュースを見ても、そのことについて深く知ろうとしていなかった。学校では何回もSDGsという言葉を聞いていたが、学校でSDGsを本気で達成しようとしている友人はいないように感じたし、自分も達成なんてしようとしていなかった。
しかし、私は学校で開催された社会科巡検でミャンマーから来たロヒンギャ難民の方達からお話を聞いて、私と同じ時代に生まれているのにも関わらず国が違うだけで生活が大きく違うことにとても衝撃を受けた。それから、私は世界情勢に興味を持ち、SDGsにも興味を持った。
SDGsに興味を持った私は、カンボジアにボランティア研修に行き、
主にSDGsの目標1「貧困を無くそう」と目標4「質の高い教育をみんなに」について学んだ。
世界では極度の貧困に陥っている人々が7億960万人いるとされていて、貧困の連鎖が断ち切れないということを学んだ。貧困の連鎖を断ち切るためにも私は教育が大切ではないかと思う。
カンボジアの貧困地帯と呼ばれる農村部に行った際、大量のゴミが畑や道路に捨てられていた。町でゴミがポイ捨てされているのは、オーバーツーリズムが原因だと私は今まで考えてきた。しかし、それは観光地の話であって、観光客が訪れない農村部にゴミが捨てられていたのが違和感でしかなかった。なぜ、住む人々がそこにゴミを捨ててしまうのか考えたところ、十分な教育がされていないからではないかと考えた。このように貧困と教育は深く関係していると私は考える。
カンボジアの識字率は80.5%で、5人に1人が字を読むことができない。そのため、町の人々はメッセージを送る際に文字を打つことができないため、音声メッセージでやり取りをしていた。十分な教育が行われていないせいで、町の中でたくさんの問題がおき、それが国レベルとなって問題となっていく。カンボジアだけでなく、世界中の国々が十分な教育を受けることができるようになるために、私は世界各国の支援が必要だと思う。支援というのは、教員の派遣、学習用具の寄付などを主にするべきだと思う。教員の派遣に関しては、私たちが今すぐ行うことはできないかもしれないが、学習用具の寄付は誰でもできることだと思う。カンボジアの小学校でボランティアをした際に、寄付された筆記用具を大切に使っている子どもたちを見て、本当に寄付が大切なことだと感じた。今回のボランティア研修を通して私はSDGsというものは、1人で行動しても達成できるものではないと気がついた。目標を達成するためには、全世界の人達が手を取り合って行動することが大切であるため、SDGsに関心がある人だけが行動するのは違う。では、全世界の人達が手を取り合うためにはどのようにすればいいだろう。私は、みんなに伝えていくことが本当に大切だと思う。私が今回ボランティア研修で得た知識を共有して、その共有された知識を友達が別の友達に共有をする、そんなSDGsサイクルが全世界で起きれば、目標達成に近づくと思う。MDGsと違ってSDGsは全世界の人が対象であるということを全員が理解して、行動を起こすことで世界が平和になることを私は願う。
大変満足
社会問題に興味がある
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!
難民の方々とお話をして、世界情勢に興味をもち、そこからSDGsにも興味を持ったから。
今回のボランティア研修を参加して、SDGsについて深く知ることができました。まだまだ、日本に住んでいる人々はSDGsについてよく知らない人が多いと思うので、今回得た知識を周りに共有して、SDGsをもっと広げたいと思いました。
私の将来の夢であるCGクリエーターになって、世界中の教育を受けれない子どもたちのために教育動画をCGで作って、デバイスがあれば誰でも教育を受けられる社会にします。
参加後も子供達の笑顔が忘れられないので、いっぱいいっぱい遊んであげてください!
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
現地パートナーのおかげで、ボランティアだけでなく観光も楽しむことができました!機会があれば、日本に来てください!その時は私たちが現地パートナーとして色々なところに連れて行きます!