『多くのことに目を向けて』
皆さんはSDGsというこの社会の課題を知っていますか。私たちが生きている世界とSDGsはとても深く関わり合っています。私はぼらぷらでSDGsについて学び、このことを実感させられました。私はぼらぷらを行う前までSDGsは「自分にはあまり関係のないもの」だと思っているところがありました。以前の私のように「自分には関係のないもの」だとSDGsを認識してしまっている人は多いのではないでしょうか。しかし、生活のいろいろなところに目を向けてみるとSDGsと深く関わっていることが多くあるのです。
私は「目標10:人や国家間の不平等をなくそう」に重点を置いて考え、私がまずすべきことは現状を知り、関心をもつことだと考えました。
皆さんは不平等と聞いたときどのようなものを思い浮かべますか?今の世界には様々な不平等があり、それらは私たちの生活の上で当たり前とされているところがあります。私はあるニュースをみていてある不平等について不思議に思いました。それが「外国人労働者の待遇」です。現在、一定の技術を有する外国人労働者に対しては日本人と同等以上の賃金を支払うべきだといわれている一方で、日本で働く外国人労働者の平均賃金は日本人労働者より約9万円ほど安いと言われています(2020年)。日本で働いているのだから日本人の方が賃金が高いのは当たりまえであるとは私は思いません。どの国や地域で働いても賃金はその人が働いた分だけしっかり支払われる必要があると思いました。
このように私たちの世界には多くの不平等があります。その中ではあまりよく知られていない物もあり問題視されていないものも多くあることを知りました。
私は今回ぼらぷらを通してSDGsについてたくさんのことを学び日頃のちょっとしたところにも関心を持つようになりました。当たり前のことが当たり前ではないこと、世界は平等ではないこと、私たちが生きている世界にはまだまだ多くの問題が存在しています。この事実を知ることで少しでも解決に近づくのではないかと思いました。今回学んだことを忘れずにこれから生活していきたいです。