私がこのボランティアに参加したきっかけは些細なものだった。学生中にしかできないことをしてみたい、近年、SDGsという言葉をよく聞くし勉強になりそうだから参加してみよう、そのような思いでオンラインボランティアに参加した。しかし、このボランティアを受けた後、この世界は全く違ったものに感じた。これから私がこのボランティアに参加して学んだこと、これから私自身ができるアクションについて述べていこうと思う。
まず初めに私はSDGsという言葉について学んだ。まずSDGsとは「Sustainable Development Goals」の略語で地球上の「誰一人取り残さない」ことを誓っており、 発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサルなものである。この問題に取り組むためには一人一人の小さな取り組みが非常に重要であることを理解した。私自身がご飯を残さず食べたり、ゴミの分別をしたりといった、一見些細に見える行動を何万人、何億人といった人たちが行うことでとても大きな力になる。これを実現するためには、SDGsについて学んだものとして、皆にSDGsについて伝え、実行していくことが大事だと思った。
次に、私はカンボジアの子供達にオンラインで授業を行った。そして、子供たちの学ぶ意欲に驚いた。みんな積極的に手を上げ、質問に頑張って答えようとする姿はとても素晴らしいと感じた。日本では学ぶ環境が整備されていて、学校に行くのが当たり前の状況になっているが、世界に目を向けると一部の人しか学校に行けず、学校に行けないことで将来も職がないという負の連鎖が続いているようである。勉強する意欲にあふれているのにも関わらず勉強する機会がない子供たちが大勢いることは非常に残念なことに感じた。これからも今回のボランティアのような活動が広まっていけばいいなと感じた。
最後に私自身にできるアクションについて述べていこうと思う。先にも述べたようにSDGsを実現させるためには個々人の些細な努力の積み重ねが大事になってくる。SDGsに配慮した会社のものを使い、ごみの分別や食べ物を残さないといった日ごろからできることをやっていこうと思った。また、SDGsについてできるだけ多くの人に伝えていこうと思った。また、私は大学で医学を学んでいるがSDGsの目標3にあるように「すべての人に健康と福祉を」という目標に向かって日々勉学に励んでいこうと思った。