人と関わるということは、生きる上で必要不可欠だ。それはよく分かっていたつもりだったが、今まで行動に示すことはできていなかった。コミュニケーションは、苦手という理由だけでは避けては通れない。だから、得意ではなくとも苦手は克服したかった。そう思っていた矢先、今回の「LIVE 海外ボランティア」が私の目に入った。カンボジアの子どもたちと、勉強を通してコミュニケーションをとる。一見、難しいように思えた。しかし、「案ずるより産むが易しだ。」と自分を鼓舞させて挑戦することにした。現地の学校の様子を動画やZoomで実際に見ていくうちに、人同士の繋がりが深いのだと実感した。また、不器用な日本語でありながらも、こちらに思いを伝えようとする現地の先生、子どもたちに自然と心惹かれた。どのように活動するかを考えながら授業準備をしていくうちに、当日が待ち遠しくなり、子どもたちに会いたくなっている自分がいた。初日、緊張して最初は上手く笑顔を作れなかったが、Zoomであっても目の前にいる子どもたちへ、上手く教えようと考えるうちに自然と笑顔になれた。普段から慣れている活動ではなかったから、疲れはしたけれど、その分得られた満足感はいつもの比ではなかった。1日目は日本語の授業だったので、使い慣れた言語を教えるということだったが、2日目は英語というお互いの第2言語の授業だったので伝える大変さはより増した。しかし、英語力はグローバル化する社会でもはや必須といえるもの。表現を誰にでもわかるようなものにするということは良い経験になった。3日目のレクリエーションではお互いの楽しめるゲームを考え、ジェスチャーゲームでは日本とカンボジアでの表現の違いなども垣間見ることができてとても面白かった。全体の活動を通して、自分の「人と関わる」ということに対しての意識が変わったように感じる。多くの人は優しく、敬意を持って接することを忘れなければ相手も、自分も良いと思えるコミュニケーションができるのだと身をもって理解した。そして、これからは日本語、英語の両方での活動を学校内外を問わず、より積極的にしていきたいと心に決めた。
大変満足
コロナ下でもできるボランティア活動を探していた、将来の進路に活かしたい
視野が広がった!
いい経験になった!
昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で、学校内外での様々な活動が制限されました。また、新環境であったこともあり、したいことが思うようにできませんでした。今年はコロナ禍でもできることを見つけようと思い、自分の興味の持てたこの活動に応募しました。