未来型海外ボランティア研修を終えて,私は日本そして世界に対する社会問題に意識することが高まった。その上で私たちは今コロナ禍という中で日本そして世界がパンデミックを経験した。こうした中で私たちが今を生きている社会で決して他人事のように無視することが出来ない時代に局面しているのではないかと思われる。
今回私は未来型海外ボランティア研修を受講するきっかけになったのは,3つある。1つ目は,海外の視点に立って考えることを増やしていきたいこと,2つ目は国際問題に関心がありこの問題は無関心であってはならないこと,3つ目は,私が学んでいるソーシャルワークと生涯学習の観点から海外ボランティアとの関連性を深めていきたいからである。これらの3つを踏まえて,実際に現地のカンボジアの子どもたちとオンライン上で交流し,授業ボランティアを行ってきた。実際に参加してみて,カンボジアの子どもたちの世界を実感していくことに関心を持てたことである。カンボジアの子どもたちに寄り添いながら,一人ひとりに合わせていくことへの大切を実感すると共に味わいながら実践していくことへの大切が考えられる。
現代社会では,大国間の軍事衝突への懸念やシリアやガザ地区などによる紛争,黒人差別や女性差別など世界では多くの課題が存在しており多様化している。当然のこと日本の問題も無視できない。この多様化した課題を私たちは無関心になってはならないという点では重要であると考えられる。しかし現実には多くの人たちに伝える中で生じてくるのが「難しい」である。「難しい」という言葉からそのまま野放しするのではなく,この課題と向き合いながらも,一人ひとりに寄り添いながら一人ひとりの成長や変化そして自身の変化にもなる可能性をインプットしアウトプットしていくことが今回の研修を通じて考えさせられた点であった。さらに今回の海外ボランティア研修を通じて考えたことは“協働”である。私たちは協力し合いながら,物事を捉えて新しい社会そして自分を創り出していく可能性があると考えたことにある。このことは日本そして世界が協働し合いながら,未来を切り開いていくことが海外ボランティア研修を通じて関心が高まった。
最後に,繰り返し現代社会において様々な社会的課題がある中で私たちは新型コロナウイルス感染症の影響によるパンデミックを経験したこと,そして日本そして世界が今揺れ動いている中で生じている社会的問題に対して,私たちは無関心であってはならないことである。そのため無関心から脱却していくために私たちは一人ひとりの心の変革と共に一人ひとりに寄り添いながら日々の味わいを実践しながら創り上げていくこと,そして協働である。これらを関連してSDGsが掲げる“誰一人取り残さない”ものと考える。その前提には知ることへの大切さから問題意識を持つ,実際に行動していく中で味わっていくことだと思われる。その味わいにこそみんなが成長し変化する可能性があることにつながると思われる。
今後は海外ボランティア研修で学んだことを踏まえて,現在活動している学生ネットワーク活動でも日本そして世界の問題に関心を持ち続けて,様々なボランティア活動やオンライン上でのイベント等で出来ることを企画し様々なレベルを通じて,”誰一人取り残さない”を念頭に未来を創り上げていくことを目的にアクションしていきたい。
大変満足
コロナ下でもできるボランティア活動を探していた、子どもたちと交流がしたい、社会問題に興味がある
一生モノの経験になった!
視野が広がった!
勉強になった!
いい経験になった!
人生が変わった!
絶対やるべき!
もう一度やりたい!
忘れられない!
私は社会福祉を専攻する学科に所属していますが,その学びにあるケアそしてソーシャルワークの在り方でした。ケアやソーシャルワークは,現在包括的かつ総合的に支援していくプロセスでもあり,人間社会において豊かな社会を形成していく創造力が必要です。その中で,私はこれまでに社会問題を考えるために必要な意味を込めて,高齢者そして障害者,生活困窮者,児童家庭などとかかわり地域活動を展開してきました。現在では,隣町の大学とつながるネットワーク活動を展開し,大学生が継続的に地域に活動することで持続可能な地域づくりが生まれ,その地域で子育て世代とつながったり,障害のある学生の参加もあることで共生社会が成り立っていることに関心を持ちました。
さらには,新型コロナウイルス感染症によって私たちが当事者であることを意識して地域で貢献し,困っているのはお互い様であることが形になっていることも深い関心でもありました。
これらは日本の社会問題を考えていく中で,私たち一人ひとりが社会について知ること,人間を知ることを手掛かりにソーシャルワークは成り立つと考えていました。そこで日本国内の問題だけでなく現在世界でも大きな問題が危機が迫っていると感じました。その危機感には,新型コロナウイルス感染症によって,格差が拡大されていくことへの懸念,アフガニスタン情勢や香港情勢,ミャンマー情勢,中国とアメリカの経済大国の対立,世界で起きているさまざまな人権問題や気候問題などが私たち人類が創り出しているのを気付かなければなりませんでした。また日本もこうした問題を無視することは出来ないのであって,私は歴史から現在の問題をつなげ,未来に向けて私たちはどのように構築し,そして当事者意識を持って,地球規模の社会で社会的包摂に向けたアクションが出来るのかを考えていく必要があると考えたことが主な理由です。
日本そして世界とのつながりの実践をオンラインで出来ることに印象的でした。
私たちが協働して新しい社会を創造し実践しながら味わうことの大切さを実感しました。
日本そして世界とのつながりでひとつになっている自然な流れに関心を持った。さらに世界の社会問題にも注目するようになり,”誰一人取り残さない”取り組みとして宝になった。
”誰一人取り残さない”取り組みとしてどのようにして活かすか,それをどのようにして実践していくべきかを今後も考えながら活かしていきたい。
ただ指示されるのではなく,自ら主体的に立っていくこと,私が今行っている活動で一人ひとりが主体者になって,当事者意識を持って貢献していくことを活かしていきたい。
現代社会は無関心であってはなりません,今ここで参加することはこれからの未来を担うことになります。その大切さを実感して積極的に参加し是非得た知識を何かの形で役立てください。
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
非常に興味深い研修でした。
そして手厚いサポートしていただきありがとうございました。
これからも何かしらの形でお世話になることがあるかと思います。
その際はまたよろしくお願いいたします。