私には、中学生のころから、発展途上国の教育支援に貢献するという夢があります。中学二年生の時、私はアメリカに住んでいました。そこで、グアテマラからきた親友に、「私の国では半分の子供たちが学校に行けていない。それが当たり前だった」と言われたことがありました。私たちが今受けている教育は、決して当たり前ではない、それを心から痛感した瞬間でした。そこから自分の夢を抱き、高校生になってから少しでも自分の夢に近づける活動をしようと思った時に出会ったのが、このボラプラでの活動でした。もともとトビ立て生として受かった私は実際に海外に行く予定でしたが、コロナ禍の影響でいけなくなってしまい、オンラインに切り替えようと思った際に、このぼらぷらを見つけました。オンライン授業のボランティアができることはもちろん、これからの国際社会に必要なことがしっかりと学べるこのプログラムに非常に魅力を感じたのが応募した一番の理由です。
コミュニケーション研修では、今まで何気なく人と接するなかで、ほんの少し気を付ければ話せる人も楽しく話させることができるんだとびっくりしました。授業ボランティアではコミュニケーション研修で言われたことを実践しつつ、ゆっくりしゃべること、いつも笑顔でほめることを忘れないこと、などを意識して取り組みました。
日本の学校とは違い、カンボジアの学校にいる子供たちはとても意欲的で、目をキラキラさせながら授業を受けてくれました。その純粋さを肌で感じ、改めて自分の夢に確信を持つことができました。もちろん教育の質も大事ですが、それ以上に大切なのは、学校を通して学び、仲間と毎日接し、自分の価値観を広げることが、人間にとって大切だと気づかされました。自分のこの発見は、ぼらぷらを通して得ることのできた一番の収穫だと思います。しかしそれと同時に、まだまだカンボジアをはじめとする多くの発展途上国では学校の環境には差があることも感じました。
例えば、SDGsの4「質の良い教育をみんなに」の観点から見ると日本では高等教育を受けれる子供がほとんどですが、カンボジアでは過去のポルポト政権の影響から授業が二部制に分けられていたり、体育など副教育があまり行われていないことが問題となっています。他にも、1の「不平等をなくそう」では都市部と農村部に差が出たりと、まだまだ課題はたくさんあります。
ですから、これから私は自分の人生を通して、少しでも教育の質を高めていきたいです。まずは、学校などを通してこのぼらぷらで得たSDGsの知識などを広めること、また私個人では、大学でも専門的に学んで最終的には優秀なNGO職員になりたいと思っています。
大変満足
留学に行くはずだったのにいけなくなった、子どもたちと交流がしたい、社会問題に興味がある
すごく良かった!
視野が広がった!
勉強になった!
授業ボランティアが実際にできるのと、SDGsについての知識を深めることができるから
初めて発展途上国のこどもたちと接しましたが改めて自分の夢に確信が持てるような素晴らしい経験になりました。
大学入試をはじめ、これからの幅広い活動をしていくための一つの材料にしたいです。
ぜひ怖がらずにやってみてください!
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
ラインを通して質問に答えてくださったスタッフの皆さん、そして現地で授業をサポートをしてくれた皆さんには、感謝しかないです。これから私もそういう人間になりたいなと思っています。