現在コロナウイルスの影響で多くの人々が苦しんでいる。それは医療従事者や政府の方々を問わず、全人類がそれぞれ窮屈で困難な生活を送っている。私は、高校時代に大学へ進学後のプランを考えていた。長期休暇中は海外へ渡り、ボランティアや観光をしながらその国々の文化や習慣を吸収したかった。なぜなら、自分にはない新しい視点を得たかったからだ。私とは違うバックグラウンドを持つ人々と交流することで自分のスキルアップにつながると考えた。そして、世界の社会問題や貧困問題を自分の目で確かめたかった。しかし、大学へ入学してから一年後にコロナウイルスが蔓延した。そのため、計画していた海外留学や渡航するプランは壊されてしまった。そんな中、未来型海外ボランティア研修に出会った。このコロナ禍で社会のために自分にできることは何か。それを突き止めるためにSDGsを学べると同時にカンボジアの子供たちを支援できるこの研修に参加を決意した。この研修の中で今から私にできることとして間接的なアクション2つと直接的なアクション1つの3つあると考える。
まず、間接的なアクションの1つは小さな幸福にも感謝する姿勢だ。私は今まで何の不自由もなく生活してきた。いつでも好きな衣類を購入でき、好きな食事をとることができ、暖かい住居がある。こういった暮らしが日常化していた私はこの生活が当たり前なことだと感じていた。しかし、こういった生活をすべての人が送れるわけではない。衣食住すべてに困っている人も存在する。この研修でSDGsについて学習したことによって恵まれている環境ひとつひとつに感謝するようになった。小さなことにも感謝することでコロナウイルスによる苦しい生活が少し軽くなった。小さな幸福が重なり、今日も幸せな一日であったと思えるように小さな幸福にも感謝して過ごしていきたい。
そして、間接的なアクションの2つ目はごみをなるべく出さないことだ。このアクションはSDGsの目標12である「持続可能な消費と生産パターンの確保」につながる。私は自宅にウォーターサーバーがあるにも関わらず、ペットボトルに入った飲料を飲むことが多かった。また、一日に多くの商品をまとめて購入することで賞味期限内に消費することができないことがあった。こういった行動は無駄なごみを増やすことにつながる。これからは外出時にマイボトルを持参したり、すぐに消費できる分の食事を購入したりと環境汚染や食料破棄の削減に貢献したい。
最後に、直接的なアクションとして自分にできる支援を実行することだ。このボランティア研修のような教育の環境が整っていない子供たちに学習支援を続けたい。教育が受けたくても受けられない子供や大人はいなくなるべきだ。また、使わなくなった衣類を必要としている人々に寄付をしたい。そして、今後コロナウイルス蔓延が治まったころに海外へ直接出向き、支援したいと考える。
このように、私は未来型海外ボランティア研修を通して自分がSDGsに貢献できる3つのアクションを見いだすことができた。また、自分の将来のビジョンも明確化できた。私は何かしらのかたちでSDGsに貢献できる職に就きたい。それが間接的な取り組みであったとしても、SDGsを日々意識しながら仕事のできる環境で過ごしたい。学生から社会人になるまで約一年あまり残っている。SDGsの目標に対して学生だからこそできること、今だからできることをこれからも模索していきたい。
大変満足
留学に行くはずだったのにいけなくなった、コロナ下でもできるボランティア活動を探していた、人の役に立ちたい、子どもたちと交流がしたい、社会問題に興味がある
すごく良かった!
視野が広がった!
勉強になった!
いい経験になった!
絶対やるべき!
今の時期でも参加できる海外ボランティアに参加したいため
とても貴重な経験となりました。今自分が社会に向けてできることや将来のビジョンを見いだせました。
就活、大学
この時期に海外ボランティアを諦めていた方にピッタリの研修です。自分のペースで進められるので楽しく研修を行うことができます。