[ぼらぷらアクションプラン]

参加したプログラム

未来型 海外ボランティア

紹介割コードin6838867f2
わたしのSDGsアクション

アクションプラン

『研修に参加して』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

今回は自分がこの研修を通して私が感じたこと、考えたことについて発表しようと思います。
 まず最初に、私の『未来型海外ボランティア』受講のきっかけについてです。私は昨年の夏に、ザンビアという国で教育の場を提供している日本のNGO団体が主催するSDGsオンラインツアーに参加しました。その際にそこで勉強している孤児院の子供達と話す機会があったので、私が子供達に将来の夢を尋ねたところ、子供達はNGO団体のスタッフの方々に「本当になんでも夢を言っていいのか?」と問いました。それが私にとって印象的でした。日本にいたらそのような発言は絶対に出ないと思います。なぜなら日本には義務教育という制度もあり、教育を受けられない子供は発展途上国ほど多くないため彼らは夢を自由に口に出して語ることができます。しかし、途上国ではその子の置かれる地域の環境や家庭環境により十分な教育を受けられず、自分の夢を叶えることも難しい場合が多くあります。そこで私は今自分に出来ることを考えた結果、自分の得意な英語や、人に何かを教えることを活かして、そのような状況にいる子達のためにこのボランティアを行うことを決めました。 コミュニケーション研修からは非言語コミュニケーションの大切さを学びました。そのため、オンラインzoom授業の際には子供達に伝わりやすいようなジェスチャーなど様々な方法を駆使して分かりやすく伝えることを意識することが出来ました。
そして、LIVE授業ボランティアからはカンボジアの子供達がいかに教育に対して前向きな姿勢であるかを学ぶことができました。多くの子供達が積極的に会話に参加していましたし、ある子が「自分の将来のために頑張って勉強している」と言っていたのがとても心に残っています。このように途上国の子供達は毎日前向きな気持ちで勉強していることを知り、教育の機会の提供はやはりとても大事なことであることだと感じました。
また日本とカンボジアをSDGsの観点から比較し、大きく違うところは2点あります。
1つ目に、教育環境の違いです。先生から学校を案内してもらったときに壁がない教室がありました。先生のお話によると、雨の日には授業が中止になってしまうこともあるそうです。このような問題は、世界規模で全ての子供達が平等に教育の機会を享受できるようにするためには解決しなければいけないと考えます。
2つ目に、授業体系の違いです。英語や日本語など他言語を学ぶ授業の時に、文法などを細かく学ぶ日本とは違い、より実用的な単語や文章をコミュニケーションなどの実践的な方法を通して学んでいることがわかりました。これはカンボジアの教育のとても良い点だと感じました。なぜならカンボジアで他言語を使ってツアーガイドや通訳として仕事をする時には、細かい文法よりも日常的に使える言葉の方が役に立つからです。
そして最後に、今回の研修の経験をうけて、自分にこれから何が出来るかを考えてみました。今回の研修を通して、自分が途上国の教育現場に参加して現状を知って向き合うことができたと思います。そのなかで出た自分の疑問・課題として、どのような教育がその場所では求められているのかや、教育を全ての人に普及させるにはどうしたらいいのかがありました。なのでこの解決を次の目標として、①関連する本を読んだり人から色んな話を聞くことで知識を蓄える。②それを多くの人に共有し知識、理解を広める。③自分が彼らのために出来ることを考え、行動に起こすこと。これら3つのことをしていきたいと思います。

前へ  |  次へ