私がこの未来型海外ボランティアというものを初めて目にしたのは教室の掲示でした。私は高校1年生の時から、海外へ渡って海外の人々と交流し、日本とは違った文化や習慣に触れてみたいという願望はありました。しかし、今でも続いているコロナという御時世の影響もあり、なかなか海外へ行くことは難しいと考えていました。しかし、この未来型海外ボランティアの掲示を見つけ、現地の子ども達と交流ができることを知り、必ず自分にとってよい刺激になると感じ、このボランティアに参加しました。その活動の中で、まず印象に残っているのがコミュニケーション研修についてです。ここでは、身近な人々から、文化も習慣も違う他国の人々までもとコミュニケーションをとる上で大事なことを学びました。普段何気なくしている会話には、視覚や聴覚からの情報がほとんどで、言語以外の表情や体の使い方1つで印象が大きく左右されてしまうことに気付かされました。次に印象に残っているのは、なんと言ってもLIVEの授業ボランティアです。ここでは本当に多くの刺激を子ども達から貰うことができました。LIVEの授業ボランティアを通じて、緊張することも最初はありました。しかし、子ども達が単語の発音や会話練習で一生懸命に大きな声で取り組んでくれたことはとても自分への励ましとなりました。日本の中には、周りに合わせようとするばかりに、大きな声で発音することをかっこ悪いと思ったり、躊躇したりする人も多くいると思います。しかし、そのようなことをしていては、自分の能力への限界を設定してしまうことになり、それ以上の能力の発展はなくなってしまいます。だからこそ、挑戦し続けることはとても大切なんだということに気づくことができました。私はこのボランティア活動を通じて、SDGsの4つ目の項目の質の高い教育をみんなにということの大切さを特に痛感しました。みんなが質の高い教育を受けられれば、自分で生きていく術も持つことができます。生きていくためには学びをとめないことが大事なのです。そのような世界を作っていくために、私はこれからも積極的にボランティア活動に参加し、SDGs関連の情報やニュースについて常にアンテナを高くしてチェックし続けていきたいと思います。