[ぼらぷらアクションプラン]

参加したプログラム

未来型 海外ボランティア

紹介割コードin68937fb9d
わたしのSDGsアクション

アクションプラン

『カンボジアの子供たちの”普通”と私たちの”普通”』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

私は、今回のボランティアで、カンボジアの子供たちがどのような暮らしをしていて、また、日本とカンボジアの子供たちの”幸せ”、”普通”の違いについて知り、将来教師になったうえで、いろいろな子供たちと接していくための力を養いたいと思ったため、参加した。
ボランティア本番までに、グループメンバーと音声通話で何度も準備をし、大変なこともあったが、ボランティア当日、現地の子供たちと接していく中で、準備しておいてよかったと思う場面がいくつもあった。そのうちの一つが、子供たちの笑顔だった。私たちが何か一つのパフォーマンスをするだけで、満面の笑顔で反応してくれ、授業中、居眠りした子は誰一人としていなかった。これがカンボジアの子供たちの”普通”なのだろう。子供たちの反応から、教師としてのやりがいを感じ、もともと数学の教師になりたいと思っていたという決意に、さらに火が付いたように感じた。
一方、今回のボランティアを通して私たちの”普通”について考えさせられることもあった。
現地の子供たちは私たちとは5歳前後年が下なのに、日本語・英語共に発音よく、意味も理解したうえで流暢に話せていたことに大変驚いた。これは、彼らの日々の熱心な努力があって初めて話せるようになったのだろう。現地の子供たちはこんなにも一生懸命勉強に励んでいるのに、5歳も年上の私たち高校生は、カンボジアの子供たちが頑張って勉強している時間に、テレビゲームをし、頻繁に遊びに行っていると考えると、学ぶ環境が整っているのに、学習意欲がカンボジアの子供たちより低いことに申し訳なさを感じてしまった。私は日々、平日でも4時間以上勉強しているが、小学校5~6年生のころ、カンボジアの子供たちほどの時間を勉強に費やした記憶はない。これからは、自分たちの整った学ぶ環境に感謝し、より意欲的に学習に取り組みたいと考えている。
今回のボランティアの成功は、前日のグループのメンバーみんなでの入念な準備からであったが、それでも本番につまずいてしまうことは何度かあった。このことから、何事にも入念な準備は必要不可欠であり、一人で抱え込まず、みんなで協力していくことが何よりも大切であると感じた。

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