私は「SDGsに対して私たちができることは何か」という点について考えました。まず、「SDGsに対して私たちができることは何か」について考える際に、SDGsのターゲット達成マップを見ることで現代の世界の社会問題とは何かを大きくまとめてみました。その結果、「大きな課題あり」の国が多いのがアフリカであるという結論に至りました。具体的には、 「貧困人口比率」「栄養不足の有病率」「新生児死亡率」「新規HIV感染症」などの地図が赤く塗られていました。なので、私は「SDGsに対して私たちができることは何か」について考える際に、まずこれらの問題を解決するために必要なことを考えようと思います。その前に、アフリカは「大きな課題あり」の国が多いという結果になりましたが、それ等のデータだけでアフリカを判断するべきではないと思います。理由は 、近年は経済成長率が世界平均を上回り国際社会から魅力ある地域として注目されるようになっているという点があるように、アフリカにもアフリカの良さがあるからです。なので、「アフリカは可哀そうであり、そこに住んでいる人々は不幸である」という考え方をしないでほしいと私は思います。この考え方は、私がカンボジアの授業ボランティアに参加する前に持っていた考え方です。しかし、実際に現地に住んでいるカンボジアの子供たちや、スタッフの方々とコミュニケーションをとっていく上で、「幸せ」は環境水準が低い国であったとしても存在し、「幸せかどうか」を決めるのは少なくとも私ではないということに気づけました。それでは先ほど挙げた、アフリカの課題を解決するために必要なこととは何かについて考えていきたいと思います。私は、アフリカの課題を解決するために世界ではどのような取り組みがされているのか、また、それによってアフリカにどのような影響があるのかという点を着眼点として調べました。調べた結果、私が出した結論は、「アフリカの課題を解決する方向に持っていくには、世界中の多くの人々がアフリカについて興味を持ち、知ること」です。そうすることで、アフリカの課題について考える人の数が増えて、課題解決策の案の数も格段に増えると思います。それはつまり、アフリカの課題が解決する方向に向かっているといっても過言ではないかと私は思いました。以上、私の『SDGsへのアクションプラン』発表を終了します。ご精読ありがとうございました。