[ぼらぷらアクションプラン]

参加したプログラム

未来型 海外ボランティア

紹介割コードin6976928b7
わたしのSDGsアクション

アクションプラン

『カンボジアでのオンラインボランティアで学んだこと』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

 私は、高校一年生の時、授業でファストファッションの工場で働いている人々についての動画を見て、過酷な労働環境で貧しい生活を送る人たちがいるということを知りました。古郷の村から出稼ぎに出て、工場で一生懸命働いている状況でも十分な収入を得られず、実家に息子を預けているという女性を見てとても驚いたことを覚えています。
 私はこのような状況に苦しむ人々が将来的には支援に頼らず、自立できるような支援が必要ではないのか、どうすればこれが実現できるのか、という疑問を持つようになりました。そんな中、カンボジアにはアンコールワットなどの観光地があること、外国語を話せると将来観光に関するさまざまな職を得ることができること、ぼらぷらが学校での外国語教育を支援していることを知りボランティアに参加したいと思いました。
 私はこのプログラムに参加して途上国で生活をしている人たちと実際に交流し、彼らの視点で状況を理解できたと感じています。可愛らしいカンボジアの小学生たちに英語や日本語を教えることはとても刺激的でした。ボランティアをする中で、学校の生徒たちや先生と関わり、学校の設備や生活の仕方などが日本とは大きく異なること、同時に彼らの文化や価値観を感じることができました。私達はつい無意識に途上国は先進国に追いつくべきだ、先進国の方が途上国より優れていると考えがちですが、彼らの文化や生活にはカンボジアやその村の素晴らしさや個性があって比べられるものではないと実感しました。
 途上国の貧困問題はとても複雑ですぐに解決できるような問題ではありません。ボランティアで授業をするだけではカンボジアの全ての人々の貧困が解決できる訳ではありません。しかし、今回の経験を通して、文化が違っても互いに理解し、協力し合うことはとても大切だということが実感できました。また、今まで当たり前に受けてきた学校教育の重要さを痛感し、自分がなぜ勉強するのかという目的がしっかりと将来につながったように思います。

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