[ぼらぷらアクションプラン]

参加したプログラム

未来型
海外ボランティア研修

紹介割コードin69811ce81
わたしのSDGsアクション

プレゼン動画


プレゼン資料
※動画内のスライドが見にくい方は、こちらをご確認ください

アクションプラン

『アクションを生むアクション』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

 僕が社会問題に最初に興味をもったのは、高校1年のときだ。学校の探究授業のテーマが「食糧問題の解決」だったこと、英語の授業で「プラスチックストローが鼻に刺さったウミガメの映像」を観たこと。この2つの出来事をきっかけに世界に広がる問題に関心をもつようになった。
 社会問題と一口にいっても、食品ロスや海洋汚染、飢餓から紛争の問題まで多岐に渡る。2015年に国連サミットで採択されたSDGsは、そんな様々な社会問題の総体といってもいいだろう。SDGsの17の目標と169のターゲットは、2030年までに実現したい理想の世界を表している。理想が語られるのは、当たり前だが、現状が理想の世界ではないからだ。例えば、「貧困をなくそう」とするのは貧困に苦しむ人が存在するからであり、「ジェンダー平等を実現しよう」と試みるのはジェンダー不平等な世の中だからである。SDGsに対しては、目標が壮大すぎるとか、取り上げられていない社会問題も多いといった批判もある。確かに、SDGsの是非は議論されるべき余地があると思うが、世界の「現状を学べるツール」としては有用だと考える。
 さて、僕のように社会問題やSDGsに関心のある方なら、おそらく自分自身にこう問うたことがあるだろう。

 世界の現状を変えるために、自分にできることって何だろう?

 高1で社会問題の深刻さを知った僕は、授業で学んだことから、マイバックやマイボトルを持ち歩いたり、買った製品をできるだけ長く使ったり、賞味期限が少し過ぎたものは捨てずに食べるようになった。だが、長く続かない取組がほとんどだった。きっと「自分のアクションで、本当に世界は変わるのだろうか」と心のどこかで疑念を抱いていたのだろう。「自分ひとりが動くくらいで、社会が変わることなんてないだろう」と……。
 そんな思いを抱いていた高3の夏。ひょんなことから、ポイ捨てゴミ問題の解決を目標に掲げる団体に所属することになる。この団体は、ゴミ拾いや啓発活動をおこなう他に、毎月「実践報告会」なるものを開いている。これは、団体のメンバー一人ひとりが「環境問題を改善するために一か月の間に取り組んだことを発表する」集まりだ。他の人の取組を聞いて「今度あれを真似をしてみよう」と思ったり、逆に「この間話していたこと、私もやってみたよ!」と声をかけてもらうこともあった。その時初めて、自分のアクションには力があると感じた。社会を大きく揺り動かすことはできなくても、身近な人の行動を変えることはできる。誰かのアクションには、他の人のアクションを誘発する力があるーそう思えてからは、自分にできることを地道に続けられるようになった。
 他方、団体での活動を通して感じるのは「すべての人が社会問題に興味をもっているわけではない」ということだ。社会問題は、文字通り「この『社会』に生きる私たちの『問題』」である。私たちが問題の加害者であり、被害者でもあるという特殊な構造から、問題解決のためには一人ひとりのアクションが有効だと考えられている。もちろん、理想は「すべての人が社会の問題に関心を寄せ、何とかしたいと思って行動を起こしている状態」だが、全員が問題に興味をもつようになるとは思えない。だからこそ、興味に関係なく、個人の普段の行動が社会問題の解決に繋がる世界にしていくことが望ましいと考える。

 そんな理想の社会を創るために、自分にできることって何だろう?

 具体の取組はまだ考えられていないが、人々の日常のアクションが無意識のうちに社会貢献に繋がる社会の実現を目指しながら、今の自分にできるアクションを続けていきたい。

未来型 海外ボランティア 研修を受講した感想

総合的な満足度

満足 4つ星評価

受講前の気持ち

子どもたちと交流がしたい、社会問題に興味がある

受講後の気持ち

すごく良かった!
いい経験になった!

研修を受講した理由を教えて下さい

友人が海外ボランティアに興味があり、一緒に参加しないかと誘われたから。また、自分自身もSDGsや社会問題に関心があったから。

研修を受講した感想は?

オンラインでの授業ボランティアをおこなう前は、ちゃんとできるのかという不安な気持ちが大きかった。が、事前に配布されたマニュアル(授業の進め方が詳細に書かれた資料)や現地の先生のサポートのお陰で、楽しみながらボランティアをおこなうことができた。海外の学校の授業を受け持つなんて、なかなかできることではないので、貴重な経験であったと思う。カンボジアの子どもたちの笑顔がとても印象に残っている。

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

SDGs研修を通しての学びは、社会問題解決のための行動を考える上で活かしたい。起こっている課題だけでなく、その原因や影響など見えにくい部分にも目を向けるようにし、本当に意義のある対策は何かを考えていきたいと思う。
コミュニケーション研修で学んだことは、他者との関わりの中で積極的に活用したい。特に「非言語のコミュニケーション」や「先入観なく話をする」ことを心掛けたいと思う。

これから受講される方へアドバイスお願いします!

オンライン授業ボランティアは「SDGsをもっと深く学びたい!」「日本にいながら国際交流を楽しみたい!」と考えている方に特にオススメです。みなさんの経験が実りあるものになることを祈っています。

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