[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『子供たちの夢を守るために』

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プレゼン資料
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小論文

『子供たちの夢を守るために』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

 現在、発展途上国には様々な教育問題がある。本来、教育はすべての人が等しく享受すべき権利であるが、多くの発展途上国では教育を受けることができない子供が多く存在している。私はボランティア活動の一環としてカンボジアの子供たちとオンラインで交流している。その経験を踏まえ、発展途上国が抱える教育問題を2つの側面から考察し、その解決策を提案したい。
 第一の課題は、教育環境の未整備である。これは社会構造、経済的困窮がその背景にあると考える。学校がない、教師がいない、教材がないなど、日本では当たり前の環境が整っていない。これにより現在、発展途上国では5人に1人が学校に通えない状態にある。教育の場は子どもたちの夢を育て、将来より良い社会を作っていくために重要な機関である。しかし、社会において教育制度が未確立で、そこに充てられる予算もないというのが途上国の現状だ。これを解決するために私はSNSの活用が大きな役割を果たすと考えている。例えば、今回、私はボラプラの活動に参加し、子供たちに日本語を教えた。SNSを通じて交流することで互いに興味を持ち、多様な価値観に触れることができたと考える。中でもある子供が私との日本語学習を活かして将来通訳士として活躍したいと語ったことが印象に残っている。このようにSNSには人に学ぶ機会を与え、新たな夢を育てる力がある。以上のことから私は、人々にただSNSを情報交換の便利な道具としてだけ見るのではなく、その活用によって人々の無限の可能性を刺激するものとしてみなし、国際社会で大いに用いていくべきだと考える。
 第二の課題は、社会的慣習だ。例えば途上国では女性や少数民族、障がいを持つ子供たちなど、特定のグループに属する人々に対する教育機会が不平等である場合が多い。現在世界には強制的な結婚や妊娠等で将来の選択肢を狭められる女児が約1億3200万人いる。これは世界の就学期にある女性の約一割に相当する。彼女らは教育の機会を奪われ、夢を持つことが困難になっている。性別だけで差別される現状は見直される必要がある。具体的な解決策として私は、性差に関する知識を普及させる努力が不可欠であると考える。具体的には女児教育の意義や、成長してから結婚することによって生じる利益についての理解、地域全体に対する教育の重要性についての啓発、経済的支援、法整備の支援などが必要であろう。教育制度の確立と同時に児童労働の解消も必要だ。2016年に公表されたデータによれば、5〜17歳による児童労働者数は1億5,200万人であり、うち7,300万人は危険有害労働に就いている。この現状は、子供たちの教育機会と将来に対する夢を奪っていると言える。これらの問題を解決するために我々一人ができることは、SNS等を用いて児童労働問題について発信したり、考える場を設けたりすることではないか。
 今回のボラプラでの活動を通して、私は将来発展途上国の子供たちの夢を守る機関で働きたいと考えるようになった。そして、教育支援や政策提言などの活動を通じて、彼らの権利や機会を守ることによって、持続可能な未来の実現に向けて努力し、これまでの経験や学びを踏まえ、SDGsの実現に向けた貢献を継続していきたいと考える。
 教育格差は発展途上国の子供たちの権利を侵害し、持続可能な未来の実現を阻害する重要な課題である。我々は、国際社会と協力し、個々の力を最大限に活かして、教育の普及と質の向上に取り組む必要がある。私自身も、今後は教育支援や子供たちの夢を守るための機関での活動に尽力し、SDGsの実現に貢献していきたいと考える。

発表会の様子

オンライン研修を受講した感想

総合的な満足度

大変満足 5つ星評価

受講前の気持ち

SDGsについて学びたい、人の役に立ちたい、将来の進路に活かしたい、子どもたちと交流がしたい

受講後の気持ち

すごく良かった!
視野が広がった!
勉強になった!
いい経験になった!
SDGsについて行動したくなった!
LIVEボランティアが楽しかった!

研修を受講した理由を教えて下さい

SDGsについてより深く学びたかったため
国際系の課外活動がしたかったため

研修を受講した感想は?

どのプログラムもとても興味深く勉強になりましたが、特に面白かったのがLIVEアクティビティと通じてカンボジアの子どもたちと交流したことです。今までの活動では、多言語を使っていかに自分の意見を相手に伝えるか苦労しましたが、今回の活動では日本語を使ってより相手にわかりやすく説明するという今までにない活動ができとても楽しかったです。

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

今回学んだSDGsの知識やLIVEアクティビティでの経験を活かし、今はSNSなどを用いてSDGSを啓発したりするなど自分にできることに力を入れ、将来的には広い分野で活躍しSDGS達成に向けて貢献したいと考えています。

これから受講される方へアドバイスお願いします!

SDGS達成に向けて自分に何ができるのかを知るとてもいい機会になると思います!また海外の人とも交流できるプログラムが充実しているので興味がある人はぜひ参加してみてください

ぼらぷらへ応援メッセージ

会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!

活動の中で疑問に思ったことを質問した際、逐一丁寧にお答えいただき本当にありがとうございました

ふきだし

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