カンボジア 教育ボランティアへの海外ボランティア
一緒に参加した仲間たちと毎日一緒に遊んだ子どもたちとの時間はほんと大切な宝物です。毎日が刺激的で一人一人の笑顔は絶対忘れられません。
本当に感動
海外でのボランティアには前々から興味がありました。そんななか友達がぼらぷらのページを見つけて一緒に行こうと誘ってくれました。かなり迷ったけど、この1.2年とやりたいとは思っていたけど口先だけで何もできなく、この3年の夏休みが最後だから一歩踏み出して参加を決意しました。カンボジアのこのプランに決めた理由は、自分が教育学部で海外の教育に見てみたいと思ったことと父も以前カンボジアに訪れたことがあり自分もカンボジアに行ってみたいという想いもあり選びました。
今回のカンボジアでのボランティアが私にとって初海外でした。初海外ってことで何が必要なのかわからず準備も大変苦労しました。また親や友達からカンボジアに行くのは危険だと何度も言われ、かなり悩んだときもありましたが、自分が行きたいという想いをしっかり伝えなんかと許しを得て参加することができました。行く前は不安なことよりも楽しみなことしかありませんでした。
カンボジアに着いて最初は自分が想像していた通り、いやそれ以上に過酷な環境なのではないかと思いました。市内のゲストハウスはまだ快適に思えるけど、村に行ったらどんな一週間を過ごすのか、食事に風呂に洗濯にトイレに寝床に不安だらけでした。しかし、そんな心配は一切無用でした。すべてが雨水での生活で、水面にも部屋の中にも虫だらけの生活が始まりましたが、すぐに慣れることができました。虫さえ避ければ雨水は透明で綺麗だとわかりました。ホームステイ先のご飯はどれも美味しくて毎食お腹いっぱいになるまで食べることができました。身の回りの世話をなんでもしてくれたホームステイ先のみなさんには感謝しかないです。そして初日から朝・昼・晩で毎日遊びに来てくれた子どもたちともたくさん想い出ができました。サッカー、折り紙、あっちむいてほい、縄跳び、かけっこ、ダンス、歌と語り尽くせないほど遊び倒しました。
学校では5〜7年生の中学年クラスを教えました。授業ができるのか不安でしたが、子どもたちも積極的な授業参加のおかげでそんな心配もすぐになくなりました。わからなかったらすぐに「せんせい」と呼んで聞いてきたり、わからなくても手を挙げて前に出てせんせいと一緒に発表したり、日本の学校では決して見られない光景がそこにはありました。授業に集中できない子もいましたが、子ども同士で注意しあったりして授業を成立させてくれた子どもたちに感謝しかありません。日本語を教えてあげるだけでなく、クメール語もいっぱい教えてもらい、どっちがせんせいだかわからないことも多くありました。休み時間は年齢を問わずみんなでサッカー三昧で、初対面の子ともすぐに懐いてくれました。学校に行かない日曜がほんとに寂しく感じられるほど学校が恋しく思いました。そして子どもたちだけでなく、一緒に授業を楽しんでくれた現地の先生方にもほんとに感謝です。
そしてなによりホームステイ先や村で一緒に過ごしてくれた仲間たちにほんとに感謝しています。一週間という短い時間だったけどみんながいたから楽しい時間を過ごせました。語り尽くせないほどのたくさんの想い出ができました。絶対忘れることはできません。また再会できる日を楽しみにしています。
子どもたちからたくさんもらった手紙、Tシャツいっぱいに書かれた寄せ書き、綺麗な花、写真とどれも大切な宝物です。形あるものだけではなく、心にも想い出をいっぱい刻むことができました。子どもたちに「さいご泣く?」って聞かれてもふざせた返答しかしなかったのに、最後に感動して号泣してしまうなんておもいもしませんでした。ほんとにほんとにほんとにカンボジアに行けてよかったです。
最後にぼらぷらに誘ってくれた友達のおかげでこんな経験をすることができました。ありがとう。
私は教育学部に所属していて、その勉強のためにと参加しました。そこで学校でカンボジアの子どもたちにあって日本の子どもたちにないものを考えたところ2つのことを思いました。1つ目は、信じられないぐらいの授業への積極性です。日本では先生の質問に対して発表することはかなり少なく、答えがわかっていても黙ってることが多くあります。しかし、カンボジアでは答えがわかるわからないに問わず、発表する姿勢が当たり前のようにありました。2つ目は、遊びと授業の切り替えができていたことです。休み時間は外に出てとことん遊んで授業になったらみんながちゃんと参加する。そういったメリハリがあるからこそ授業での積極的な姿勢があるのだと思いました。自分が教師になったらそういったことを教えられるようになりたいです。
1週間だけじゃほんとに短く、まだまだ多くの人と関わりたいから。またみんなに会いたいから。
カンボジアは日本とはまったく違う生活で不安なことばかりだとは思います。でもそんな心配は子どもたちや多くの現地の人たちが拭い去ってくれます。勇気を出して一歩踏み出して。
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
ぼらぷらのスタッフさんのおかげでほんとに忘れられない時間を過ごすことができました。ありがとうございました。これからもたくさんの人が参加して大変になってくるとは思いますが、みんなが私たちと同じように幸せな時間を過ごせるようにサポートのほどよろしくお願いします。