『未来の私が叶えること』
私の夢は医者になることだ。この夢はつい最近に決めたことだ。なぜ医者になりたかったかと言うと、人間の体について詳しく知りたい。そして、何か面白い臓器などを研究したい。そんな軽い気持ちだった。僕が夢を決めた当時は、新型コロナウイルスの影響で留学が中止になり、落ち込んでいました。その時に見つけたのが、この「オンライSDGs海外ボランティア研修」だった。それを申し込む時は凄く軽い気持ちだった。私はこの研修に参加することを選んだ自分を称えたい。なぜなら、この研修で2つの大事な事を学んだ。
1つ目は、医療格差を無くす事だ。アフリカや南アジア地域の途上国には、5歳の誕生日が迎えられない子供が年間540万人いる。しかもその殆どが新生児で、「肺炎」「下痢」「マラリア」など予防と治療を受ければ防げるのにも関わらず、それらが命を落としてしまいるのである。ユニセフとWHOのデータによると、約2000万人の子どもたちが、予防接種を受けれないことが分かりました。また医療費のために約1億人近くの人が、1日わずか1.90ドル(日本円約200円)未満での生活を余儀なくされるという極度の貧困状態に追いやられているのだ。2つ目は、水の重要性だ。途上国においては、衛生的な水を入手することが非常に困難だ。また、衛生環境も劣悪で、こうした状況が子どもの健康と福祉を害しているのである。雨水や動物たちの糞・尿などで汚染された水しか摂取できず、それによって下痢を引き起こし、死亡するケースも少なくないのだ。現在でも、約6億6,300万人もの人々が、安心して飲める水が身近になく、池や川、湖、整備されていない井戸などから水を汲まなければならなく、そのため途上国(LDC)では、医療施設の45%が基本的な水道設備を十分備えていないとした。また、21%の医療施設は近代的なトイレまたは一切のトイレがなく、16%は石鹸などを備えた洗面設備さえ無い。
私はこの事実を知り、とても驚いた。なぜなら、こんなにも医者という職業がこんなにも必要とされていたからだ。しかも日本の医師の数は国民414人に対して1人となっていますが、世界では数万人に対し医師1人という国も珍しくないというのだ。私はこの研修で学んだ事を活かして、将来医者になった時に、多くの苦しんでいる人助けることが私の今の夢だということに気づいた。