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LGBTと聞いてあなたは何を想像するだろうか。私は「新たな可能性」という言葉を想像した。LGBTは大きく分けて同性愛者、両性愛者、性自認と身体的な性が一致していない者の３つに分けられる。異性を恋愛対象としてみるのが当たり前という固定観念の中では考え難く偏見を持たれてしまうことがある。
　今までLGBTについて調べたところLGBTの比率は8.9％。これは11人に1人と日本にいる左利きの人の割合と同じである。左利きの人には偏見がないのにLGBTには偏見がある。私は飲食店のバイト中にお客様を席に案内しているとたまに「左利きだからこっちの方が良くない？」など自然と気遣ってる姿を見る。この一言は言えて当たり前ではなく、言えることがとても素敵なことなんだと思う。
　LGBTを2つの方向からみてみよう。1つ目は、同性と恋愛なんて変わっている、外見は男性なのに女性の格好をしているのは変という異性を恋愛対象としてみたり男性だから女性だからこうであるのが当たり前の固定観念がある場合。2つ目は、同性のことを恋愛対象として素敵なところを見つけられる、女性視点からも男性視点からも意見やアドバイスができ両性の素敵なところを見つけられる、自分は自分と生まれ持った感性を生かしている。あなたは、今までどちらの方向から見ていただろうか。そして、どちらの方が自分がもしLGBTだったら思われて嬉しいだろうか。
　日本の芸能人でもLGBTを公表して生き生きと活躍している人が何人もいる。その人達はそれぞれ同じLGBTに属していても違った感性を持っている。中でもタレントのぺえさんは、自身のインスタグラムやユーチューブでフルメイクをしたり思っていることや価値観について話したりしている。ぺえさんがプロデュースした制汗クリームもぺえさんの視点から生まれたからこその素晴らしい商品だと思う。
　このように、自分がLGBTに該当する方もそうでない方もマイナス思考よりもプラス思考で周りの人をみるとよりよい社会を築ける。そして、それぞれの個性も表せたりLGBTだからこその新たな可能性が生まれて来たりしてくる。このことから私は、「新たな可能性」という言葉を想像した。