『私たちができる食品ロス軽減運動』
現在、日本における食品ロス、つまり、食べられるのに捨てられる食品の量は、年間646万トン(平成27年度推計)であり、これは国連世界食糧計画(WFP)による食糧援助量である約320万トンの2倍に相当している。日本は毎日大型トラック1770台分を廃棄している計算になり、日本人1人当たりに換算すると、毎日おにぎり1、2個捨てている計算になる。では、これらの食品ロスを削減するには具体的にどうすればよいか、日常の中で私たちができることは何があるのだろうか。私は、すぐに、誰でも、いつでもできる3つの心がけを考えた。
1つ目は、「食べ残しをしないこと」である。1人当たりおにぎり1,2個分の食品ロスを削減するのは、やはりまずは食事を残さず食べきることであると思う。もちろん、自分が食べることのできる量を頼む、食材を買うということもこれに入る。苦手な食材があれば、一緒に食べている人にあげたり、頼む際にのけてもらったりする。食べきれないなら、タッパーにいれて持ち帰ったり、事前に少なめにしてもらったりする。この心がけでもかなりの食品ロスが削減できるはずでる。
2つ目は「食材を使い切ること」である。例えば、レタスの芯は嫌いだから捨てる。お肉の皮は脂が多くて料理に不向きだから捨てる。など、している人は多いと思う。かたい部分は煮込んでスープにしたり、脂が多い部分は細かく切ってチャーハンに入れたり、ハンバーグのタネにいれるとうまみが増すのではないだろうか。いつも切り捨てている食材、少し考えれば、逆にいつものメニューがおいしくなるきっかけになるかもしれない。また、えのきの石づきや、大根の皮など普通は捨ててしまうけど調理したら美味しくなる食材もたくさんあるうえに、食材丸ごと使い切りレシピや、食品ロスお助けレシピなど、少し調べればたくさんの調理法がある。買い物するときに、この部分は調理できるのかな、と考えてみてから買うのも1つの食品ロス削減運動である。
3つ目は「再利用」である。最近リボベジという言葉をよく耳にする。これはリボーンベジタブルの略で、再生野菜という意味である。人参やダイコンのへた、青ネギや豆苗の根っこを水に浸しておくと少し再生するのである。1つ買って、再生させてまた食べられるのでありう。また、生ごみは肥料にしたり、使い切った紅茶やコーヒーのパックは脱臭効果があるため靴の中に入れて再利用したりする。このほかにも、捨ててしまう食材は実はさまざまな方法で再利用が可能なのである。
食べるとき、食材や食品を買う時、食べた後でも、すこしこれらのことをかんがえると食品ロス軽減につながる。小さなことだが、この小さなことが私たちができる、食品ロス軽減運動であり、SDGsの活動でもあるのだ。
満足
留学に行くはずだったのにいけなくなった、コロナ下でもできるボランティア活動を探していた、将来の進路に活かしたい
視野が広がった!
勉強になった!
いい経験になった!
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!
コロナで学校もなく、留学もやめ、モチベーションや学習に対してネガティブになっていたが、このような研修があると知って、学校にいってなくても学べるのは良いとおもったため。
SDGsについて曖昧な知識だったが、深く学べた上に、LIVEアクティビティで実際に教育についてのSDGsの活動ができたきがした。
日頃のなかで、食品ロスや服の再利用はもちろん、SDGsにかんする小さな心がけをするとともに、就職活動のなかで企業研究する際は、SDGsについてどのような対応をしているかしらべたい。
SDGsについての理解は大切です!
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
テキストや動画でしかみていませんが、皆さんの活動のおかげで世界の教育や生活があがっているはずです。おうえんしています。