『私だからこそできること』
私は、今回SDGsの12番目の目標として掲げている「つくる責任つかう責任」について自分の考えを述べていく。「つくる責任つかう責任」とは、持続可能な消費と生産のパターンを確保すべく、「より少ないもので、より大きな、より良い成果を上げる」ことを目指そうとするものであるとされている。私たちは生きるために、誰もが消費者となりうる。そういった意味でも、この目標は誰もが自分たちの未来のために考え、実行すべきであると言える、この目標を達成すべく、私にできること、私たちにできることは一体何なのか、考えていきたい。
今回の研修で「サステナブルラベル」という基準があるということを学んだ。「サステナブルラベル」とは、持続可能な原料調達や環境・社会配慮に繋がる製品と認められる物につけるさまざまな国際認証ラベルその総称を指すとされている。私はこの機会に自分の周りで当たり前に行われている、「つくる責任つかう責任」にどういったものがあるか考えてみた。私のアルバイト先での取り組みに、購入済みで不要となった衣服やシーツなどの繊維製品を回収することで、客にポイントを付与する取り組みを行っている。衣服の場合、着用可能とみられれば、日本国内で染め直して新たな商品として販売する、「リユース」を目指す取り組みを行っている。着用不可とみられれば、エタノール等のエネルギーとして再生する、「リサイクル」を目指す取り組みを行っている。「サイズが合わなくなったから」、「自分に似合わなくなったから」といって捨てるのではなく、店舗に持って行くことで消費者として、循環型社会に貢献できる。この取り組みをより大きな、より良い成果として上げるために私にできることは何なのか。客からすると、「服を持っていくだけでポイントがもらえる」という認識なのかもしれない。正直、私自身消費者という立場であればそう思うだろう。今回の研修で循環型社会の実現の難しさ、重要性を学んだ私にできること。それは、服を持っていくだけで、消費者である客自身も循環型社会の実現に貢献できるんだと思ってもらうこと、SDGsの活動をより身近に感じてもらうことが重要であると考える。そのために私にできること、それはこの活動に貢献してくれた客に、協力に感謝しその気持ち言葉で伝えることだと考える。今回の研修で循環型社会の実現にむけた取り組みを学んだ今の私だからこそ、ちょっとしたひと言ではあるが、人々の活動を後押しすることができるのではないかと考える。
最後に、今回の研修で印象に残った一文を紹介したい。「人間が生み出した課題なのだから、人間に解決できないはずはない」。人々が互いのSDGsにむけた取り組みを奨励し、協力することで、私たち人間が生み出した課題を私たち人間の手で解決することがSDGs達成にむけた最善の、唯一の方法であると確信している。
大変満足
留学に行くはずだったのにいけなくなった、SDGsについて学びたい、社会問題に興味がある
視野が広がった!
勉強になった!
SDGsについて行動したくなった!
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!
新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、留学機会の減少している現在、この研修を受講することで、自分のこと世界のことを見直すきっかけにしたいと考えたため。
SDGsという言葉は知っているけど、貧困はなくすべきだと思うけど、環境保護はすべきだと思うけど、などと思ってはいるけど、正直何も行動できることは無いよなで済ませていました。そんな中、今回の研修を通して、自分ゴトとしてSDGsと向き合ったことで、そう簡単に解決できる課題ではないということを再認識しました。その上で、循環型社会を私1人で実現できるほどの力はないという結論に至りました。それは、決してマイナスな意味ではなくて、1人ではどうしようもない問題だからこそ、私を含めみんなで協力することが必要で、そのためにはSDGsについて学習した私にできることは一緒に許力してくれる仲間を増やすことだということに気付かされました、とってもいい経験をすることができました。
今回の研修で行政の取り組みもより一層重要となることがわかりました。将来のキャリアの選択肢の一つとして、行政関連の職種にも注目したいと思います。
自分の視野が広がります。参加することはあなたにとって必ずプラスとなります!