『ジェンダー問題と高校生の私』
0人。これは何の人数であろうか。これは私が見てきた男性マネージャーの人数である。私は高校で水泳部に所属しており、マネージャーを務めている。数多くの試合に参加してきたが、自分の学校も含め女子マネージャーばかりで男子マネージャーを見たことがない。この原因として「高校部活において社会的な男女差が働いているのではないか」と疑問を持った事が私がSDGsに興味を持ったきっかけである。2019年ジェンダーギャップ指数において153ヵ国中121位という結果を出してしまった日本で、SDGsの17の目標の1つである「ジェンダー平等を実現しよう(目標5)」に対し、どのように向き合っていくべきなのかを考察する。
私たちに出来ることとして第一に「現状を知る」ということが挙げられる。ジェンダー問題といっても内容は国によって大きく異なる。日本では、女性の政界進出率や賃金での男女格差、家庭内でのパワーバランスの差といったような、社会における男女差が目立っている。その為日本に住んでいる私たちにとってジェンダー問題と聞くと、そのような社会的問題のみを挙げがちだが、世界ではそれ以外の分野においても男女差が著しく起こっている。例として、教育格差、人身売買、早期・強制結婚などが挙げられる。発展途上国において読み書きが出来ない人の60%以上が女性である。世界の人身売買被害者の70%以上が女性であり、その目的は性的搾取やポルノ制作、強制結婚、強制労働などである。また18歳未満の女の子のうちに結婚させられているのは年間1200万人とも言われている。日本でもジェンダー問題は起きているが、「女の子だから」学校に通えないといった事例は少なく、そのような男女格差はあまり行われていない。だからこそ「知ろう」としなければ、世界のジェンダー問題の現状すら把握出来ない事態が起きてしまうのだ。
第二に「声を上げること」が挙げられる。日本では18歳以上になれば選挙権が与えられ、選挙という形で社会に対して声を上げることが可能である。18歳未満でも私のように小論文やレポートの作成によって社会や世界に発信することは可能である。
このように私たち高校生には直接できることは少ないかもしれないが、出来ないことが無いわけではない。間接的なことで、微力に思えるかもしれないが、その小さい事を始める事、意識することが後々大きな力になるのではないだろうか。私はこの小さな力を信じてこのSDGs研修で学んだことを家族や友達、学校にそして社会に、世界に、発信していきたいと思う。
大変満足
留学に行くはずだったのにいけなくなった、コロナ下でもできるボランティア活動を探していた、SDGsについて学びたい、社会問題に興味がある
一生モノの学びになった!
すごく良かった!
視野が広がった!
勉強になった!
いい経験になった!
LIVEボランティアが楽しかった!
海外ボランティアに以前から興味を持っていたのですが、コロナの影響で難しくなった為オンラインでのボランティアに興味を持つようになりました。また以前からSDGsについて学校で取り組んでいたので合わせて受講できるこの制度を利用しようと思いました。
最初は、コロナ禍で行けなくなったボランティアや留学の「代わり」に思っていたのですが、実際やってみると、とても面白く、貴重な充実した体験となりました。出来ないと思っていた、現地の方と触れ合うボランティアもオンラインという形ではありましたができたのでとてもよかったです。カンボジアの子供たちはとても元気でフレンドリーにコミュニケーションをとってくれたので嬉しかったしとても楽しかったです。以前から学びたいと思っていたSDGsについても深い知識を得ることができたのでよかったです。是非私の周りの人にも体験してもらいたいくらいです。
SDGsについて学んだことを生かして、取り組んでいくとともに、周りの人に発信できる人になれるようにしたいです。この研修では「自分」が「知る」ことができたので、今度は「周りの人が」「知る」ことができるように活動していきたいです。
とっても楽しいし後悔は絶対にしません!!
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
定期的にLINEやメールで連絡をくれたり、わからないことは優しく教えてくれたりと、手厚いサポートをありがとうございました。このオンライン研修を無事に楽しく終えられたのはスタッフの皆さんのおかげです。ありがとうございました。