[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『世界の人たちと平等なつながりを』

小論文

『世界の人たちと平等なつながりを』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

2019年12月、新型コロナウイルスが最初に確認された中国の武漢市より、わずか一カ月で日本へ、そしていまや世界規模で猛威を振るっている。現在、医療のひっ迫が過去最悪に陥る中、癌や脳梗塞の症状が発生しても自分が入院できる場所が確保できない。
このように、経済的にも大きな悪影響を及ぼしているコロナは、人々の「心」にも影響を与えている。ヨーロッパやアメリカの国々で、街中を歩くアジア系の人々が嫌がらせや身体的暴力を受けたり殺害される事件が起きた。アジア人に対する「ヘイトクライム」がより一層増しているのである。
このアジア人への偏見や差別は、何も最近始まったことではない。昔からアジア系の人々は欧米人より劣っていると考えられ、現在はそういった風潮は減ってきたものの、まだその考えが完全に消えたとはいえない。
そんな中で、今回のコロナによる人々の精神的・身体的なストレスが、コロナが中国発祥というだけで、外見がアジア系に見える人全てが標的にされ、無秩序に暴力を受けるという現実をニュースで見たときは、かなり愕然とした。
世界では、人種に限らず性別や宗教による差別が存在する。日本に目を向けても、女性の社会進出のためにあらゆる制度が作られているが、女性への差別にあたる言動や、政治界の女性の割合が世界と比較してもかなり少ないといった現状が残る。
人間一人ひとりが個人として平等に尊重される世の中になるには、まだもう少し時間がかかりそうである。よって、今回はSDGsの5の目標「ジェンダー平等の実現」、10の目標「人や国の不平等をなくす」の二つに重きを置いた。
ここで、人に対する「偏見」は何故生まれてしまうのだろうか。それは、「自分とは異なる考え方や価値観を持つ人を受け入れる心の広さ」が関係していると考える。
例えば、私は「中国人」と聞いたとき、日中関係が歴史的に良好ではないことや、反日感情を持つ中国の人たちが日本を非難している映像をテレビで見ていることもあり、あまり良い印象を持てないのが正直なところだ。部分的にしか放送されないテレビの、私たちへの影響力は非常に大きい。
それにもかかわらず、中国人全員を大きく一括りにして中国人=マイナスの印象を無意識に考えてしまうことがある。皆さんも、ある物事に対して、まとめてこれはこうだろうと独断している経験が少なからずあるのではなかろうか。
ここで、私たちが忘れてはいけないことは、全ての物事に対する自分の考えが必ずしも正しいとは限らないということ。人は、行動をするにあたり、それぞれ自分の考えを持ち、自分の基準に従って決する。その基準が自分では普通であると思っていても、いつも隣にいる友人はそれとは違う基準を持って判断している。周りの考えを聞かなかったり、聞いたとしても自分と考えが合わなかったら受け入れない、といったように、あまりに自分の価値観のみで突き進むことは、相手を思いやる気持ちが薄れ、これからよりグローバル化が増す中、協働性に欠ける。
よって、人と接するときは、自分とは異なる考えを持っていたとしても、すぐ暴力で相手を自分の考えに無理やり合わせるのではなく、まずは、相手がどういった価値観を持ち、何を伝えようとしているのか、一度相手のことを受け入れることが何よりも大事である。 そのためには、テレビで一方的に知る受け身の姿勢ではなく、現地に訪れて体験すると、今までの考えがプラスに変わるかもしれない。つまり、自分の基準に囚われず、大きく視野を広げ周りの環境を見て行動をすることが大事であると考える。

オンライン研修を受講した感想

総合的な満足度

大変満足 5つ星評価

受講前の気持ち

コロナ下でもできるボランティア活動を探していた、将来の進路に活かしたい、子どもたちと交流がしたい、社会問題に興味がある

受講後の気持ち

すごく良かった!
視野が広がった!
いい経験になった!
LIVEボランティアが楽しかった!

研修を受講した理由を教えて下さい

もともとカンボジアなど発展途上国への海外ボランティアに興味があり、コロナで大学生の間にできないと諦めていたところ、この研修プランを見つけました。

研修を受講した感想は?

海外ボランティアをずっと行きたいと思っていたのですが初めての海外ということもあり、カンボジアへ行くことに抵抗があってなかなか踏み出せない自分がいました。コロナ禍になり大学生活も後半に差し掛かる中、現地へ行けない現状でもやはり何か海外に関わる体験をしたいという思いが強くなり、ぼらぷらさんを調べたところ、「オンラインボランティア」があることを知りました。初めての海外ボランティアだったのでオンラインだと気持ち的にもリラックスしてできるのではないかと思い、参加を決心しました。
初めてのことばかりでわからないこともあったのですが、ぼらぷらスタッフさんの優しいご指導と、元気いっぱいなカンボジアの子どもたちの明るさのおかげで、楽しくボランティアをすることができました!
今回の海外ボランティアを終えて、zoom上ではなく実際に現地へ行きカンボジアの子どもたちに会いたいという気持ちがよりいっそう強くなりました。コロナが収まったら絶対にカンボジアに行きます!

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

海外ボランティアでは最近注目されている「SDGs」についても学ぶことができ、今まで知らなかった17ある目標を一つ一つ見てきて感じたことは、他人事ではなく自分も地球規模の影響に関係していることです。
よって、買い物では買いすぎないようにしてロスを減らすことや、フライパンに付いた油はそのまま流すのではなく拭き取ってから洗うなど、小さなことでもそれを注意して継続させることが本当に大事であると改めて感じることができました。

これから受講される方へアドバイスお願いします!

現地へ行くのに抵抗がありなかなか踏み出せなかった人も体験しやすいと思います!

ぼらぷらへ応援メッセージ

会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!

長いようであっという間に過ぎた3ヶ月の中で、初めて海外ボランティアに参加したこともあり不安でいっぱいだったのですが、わからないことがあるとぼらぷらのスタッフさんがいつも優しく教えて下さり、安心して楽しくボランティアをすることができました。
参加して本当に良かったと感じています、本当にありがとうございました!

ふきだし

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