[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『ごみから世界へ』

小論文

『ごみから世界へ』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

本当にSDGsは目標達成に向けて着々と進んでいるのだろうか。私は進んでいないように思う。でもそれは実際に進んでいるか体験ができないためこのように思うのかもしれない。だがある資料でSDGsを2030年までに達成できると思うかという問いに対してほとんど達成できないが半数以上を占めていた。またSDGsの認知度についての資料でも知らないという人が半数以上を占めていた。これらからSDGsに向けて何かを行っている人は多くないように思う。では多くの人がSDGsを認知しSDGsのために動けるにはどうしたらいいのか。もしこれに答えがあるのならもう実行し世界的な問題として捉えられないだろう。現に私も思いつかない。そこで私たちの班では「ポイ捨て自由な世界へ」というテーマを掲げた。
 まず一般常識としてポイ捨てはいけないこと、このことは小学生でも知っていることだ。でも実際には多くの人がついポイ捨てをしてしまう。世界的に問題があるようにポイ捨てによって環境が悪化している現状がある。人々の頭にはポイ捨ては悪いことで環境を悪化させてしまうという事実があると理解しているにも関わらず、ポイ捨てをしてしまう。実際に私も小学生の時友達とマンホールの小さなところにお菓子のごみを捨てたことが何度かあった。いけないとわかっていてもしてしまう。ある哲学者はこのような「自制心のなさ」を「アクラシア論」と説いている。これは人間なら誰しも1回は経験していることであろう。これはすぐには直せない。そこで私たちのアイデア『ポイ捨て自由な世界』が世界で共通化すれば人々の〝つい〟によって世界の環境を悪化させないことが出来る。ではポイ捨てしてもいいという風にするにはどのような案があるのか。私は土を使った分解方法を提案した。土の中に捨てたいごみを入れ土の中にいる微生物が酸素を使って生ごみを分解する。そして土をかぶせる。これは一見とても大変そうに見えるが実際に用いることが出来たらどんなにいいだろうか。他のメンバーの提案にはBIOという生地をいろいろな商品に使用してみてはどうか、新しいプラスチックを応用してみてはどうか、があった。私たちはとても遠い未来の話をしているがこれが実際に出来たらとても素敵な未来が待っている。でも今思えばこれは私たち子どもが出来ることではない。将来このようなことを提案する会社に入ればできる可能性があるがそこまでの道のりは長い。ここで私たちは今何が出来るのか。それは多くないように思う。でも私が思うにポイ捨てをしない、ごみを分別する、食べ物を残さないといったとても簡単なことだと思う。このような積み重ねが未来を変えていく。
 私は今回のHOYU PRIDEを通してSDGsは目標達成に向けて本当に進んでいないとは言い切れは出来ないけどまだまだ直せるところはある、そしてそれを実行することが出来る、そのように思った。1人1人がSDGsを学びそれに対しての自分なりの解決策を実行していくことによって格段に世界は変わっていく、私は断定する。多くの人がこれを読み心が動いてくれると嬉しい。

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