[ぼらぷらSDGs小論文]

紹介割コードin67584fe22
わたしのSDGsアクション

『私と世界とSDGs』

小論文

『私と世界とSDGs』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

SDGsとは持続可能な開発目標のことで、2030年までに持続可能な世界を実現するための17の目標が掲げられている。それぞれの目標がお互い密接に関わりあっており、総合的に取り組む必要がある。これらは世界中の全ての人に共通する目標であり、達成のためには、世界のことを自分事として捉える、まさに私と世界とSDGsとの関わりが求められているのだ。
近年、日本でもジェンダーに関する話題がニュースなどで取り上げられている。生活する上で、ジェンダーによる格差や偏見を感じている人も少なくはないということではないだろうか。
そこで私は、SDGsの目標5であるジェンダー平等の実現に焦点を当てて、自分に何が出来るのか考えた。この目標は男女平等を実現し、主に女性と女児のエンパワーメントを図るというもので、人間としての基本的な生活を維持するための目標でもある。日本は、特に政治と経済の面でジェンダーギャップ指数が低く、課題としてあげられている分野だ。
そもそも男女差別とは、他人に対して性別を理由に排除や制限などの不利益を不当に及ぼすことである。家事や育児は女性がするものといった固定観念や、雇用機会や賃金の格差、教育現場における就学率の格差など、実に様々な差別や偏見が存在している。これらは社会的、文化的に形成され、ジェネレーションギャップなどと深い関係がある。
目標の達成に向けて政府は、働き方改革やワークライフバランスの改善、あらゆる分野での女性の活躍推進、男性の家事育児への参画推進などを行っている。
それにもかかわらず、現状は未だ改善されていない。政府がいくら訴えたところで、個人の意識が変わっていなければ、目に見える変化は現れない。無意識の偏見や暗黙の固定観念はそう簡単に変わるものでは無いが、私たちが声を上げて少しずつでも変えていかなければならない。
本研修でSDGsについて学び、世界の問題や現状を知り、考えたことを広める活動を行った。まずは社会の問題を知ること、そして自分にできることを考えること、一人ひとりが積極的に行動していくことが重要だと感じた。
しかし、コロナ禍でSDGsの達成がますます困難になってしまった。アフターコロナ、ウィズコロナの新たな時代に求められるグローバル的人材になるためにも、世界に目を向け、様々な地域の人々とコミュニケーションをとり、価値観を広げていきたい。

前へ  |  次へ

一覧に戻る