『私とSDGsと世界』
現在、2030年までに達成されるべき17個の目標、SDGsが世界的に推奨されています。その目標の中には「すべて」や「ゼロ」という言葉をよく目にしますが2021年の今、残りの9年間で本当に目標をクリアできるのか疑問に思います。では、日本の達成度はどのくらいかというと世界で18位です。一見高いように思えますが実際のところ17の目標のうち十分に達成されているのは「質の高い教育目標」だけです。今の現状を変えるためにわたしたちにもできる取り組みは何だろうと考えました。ことだと思います。実際に減らしていくためにどのような取り組みをしていくべきなのか話そうと思います。
あるSDGsについての記事を見つけました。内容は「ビーガン給食」というものについてで、東京の小学校で実際に行われている取り組みです。ビーガンとは完全菜食主義者という意味で肉や魚などの動物由来の食材を使わない給食ということです。今、世界で人為的に排出されている畜産業からの温暖化ガスは全体の15%を占めているそうです。そんな畜産業に伴う温暖化ガスの排出を削減できる菜食は国連が掲げるSDGsに大きく貢献できると思います。つまり「ビーガン給食」は世界一環境に優しい給食ということです。今は東京の一校でしか実施されていませんが、いずれか日本中に広まり、そして世界中にまでに広まれば世界で排出される二酸化炭素は急激に減ると考えられます。
今述べたのは環境面についてでしたが、次は「ひと」にフォーカスして考えてみます。ビーガン給食とは別に「エブリワン給食」というのもありこれはSDGsの基本理念である「誰一人取り残さない」を学ぶ一環として、アレルギーや宗教上の禁忌のある生徒でも食べられる材料を使った給食です。この二つの給食が合体したらSDGsの目標達成するための象徴ともいえるすばらしい給食になるのではないかと思いました。
これらの給食が実施されているのが日本に一校だけなんて本当にもったいないことだとおもいます。また日本も含め皆、危機感が薄いように思えます。」日本は先進国だし発展途上国に比べたらSDGsの目標を達成しやすい状況だとおもいます。世界をうごかしていくためにもまずは日本がこの二つの給食を広めることだと思います。