『「私とSDGsと世界」』
私はSDGsの活動に興味や意識を持つだけでなく、1人1人がSDGsについて考え行動する必要があると思いました。なぜなら、企画案を考え、発表し、聞いている人に興味を持ってもらえたとしても、その興味を持った人が何も行動しなければ、現状は良くなっていかないと思うからです。
例えば、挨拶が全くない会社の偉い人が会社をより良くするために「目のあった人と必ず挨拶をしよう」と会社全体に発表したとします。ここで会社員がこの発表を聞いただけで行動に移さなければ、この会社は今の状況より良くなる事はありません。このような事がSDGsにも当てはっまているのではないかと思います。
SDGsの達成には、国規模の大きな活動がたくさんあって、自分達には関係がないと思う事があるかと思います。ですが、1人1人が出来るような簡単な事もあります。例えば、ペットボトルを分別する、人がいない部屋の電気を消す、食べ残しをしないなどです。どれも簡単にする事ができます。「こんな小さい事やってもやらなくても変わらない」といった意見もあると思います。ですが、この小さい事を日本中、いや、世界中の人がやったらどうでしょう。とても大きなものに変わると思います。このように小さい事でも多くの人がすれば大きなものとなってSDGs達成に繋がっていくと思います。
小さい事を大きなものに変えるには、1人1人が考え、行動する必要があります。国規模のような大きな活動も必要だし、大切だと思いますが、SDGsを達成するには国民の行動が1番大切だと私は思います。最近では少し前に比べ、SDGsについて知っている人や興味を持っている人が増えたと思います。しかし、まだよく知らない人、聞いた事があるだけの人、また、自分には関係がないと思っている人、など、このような人がまだ少なからずいるというのが現状です。私が1番恐ろしなと思うのは、SDGsや今の日本の、世界の状況を知っていても尚、危険意識を持てない人です。私の周りには今挙げたような人達はいません。SDGsの問題について考え、行動に移した人からその人の周りの人に伝わり、また、考えさせられたからだと思います。
初めからこの世界にいる人全員が行動出来るわけではありません。ですが、SDGs問題を他人事だと考えずに、1人1人が考え行動することでSDGsの輪が広がっていくのだと思います。世界中の人達全員が行動する事ができたら、これからの世界はより良いものになっていくと思います。