[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『私たちからサンマを奪おうとしているのは何か?』

小論文

『私たちからサンマを奪おうとしているのは何か?』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

最近サンマの値段が高く、身の大きさが小さいと感じることはないだろうか。ニュースや新聞でもそういった記事を見かけることが増えてきている。ではそうなってしまっている原因とは一体何なのだろうか。調べてみたところ「農林水産省」によると地球温暖化や外国の漁獲量、産卵場の変化など様々な原因があり、はっきりとした原因が見つかっていないことが分かった。そのためちゃんとした対策をとることが出来ず、なかなか改善することは難しい。このままの状態が続くとサンマが高級魚となり食卓から消えてしまうかもしれない。ではどうしたら良いのだろうか?私はこの問題への対策として養殖を考えた。しかしサンマは単価が安く、そもそもサンマの養殖の仕方があまり現段階では分かっていないということがわかった。そこで外国の漁獲量という問題に焦点を当て、各国に漁獲量を制限してもらうのが良いのではないかと考えた。しかしこれも諸外国の賛同を仰ぐことが難しいということがわかった。そこで私はMSCマークというものを見つけた。これは持続可能な漁業を可能にするために必要な3つの審査をクリアしたことを示すマークで、このマークがついた商品を買うことで規定を守っている業者にお金が入り、消費者は漁業者を支援することができる。そしてSDGsの目標14である海の豊かさを守ろうにも繋げることが出来る。このマークがついた商品を買うことが私に出来る1番の方法であると考えた。意識してみると気づいていないだけで意外と私がいつも使っているもの・食べているものなど身近なものにも付いていることがわかった。このことからMSCマークが付いているものは使い続け、付いていないものは付いている商品があればそれに変えていこうと考えた。しかし私1人がやっていても世界を変えることは出来ない。もっと多くの人にこのマークを知ってもらわないといけない。そこで私が考えた案は主な購入者である主婦にこのマークをもっと広め、MSCマークがついている商品を買ってもらうというものだ。そのためにMSCマークの概要や必要性・重要性などを書いたプリントを小学校で配布してもらうなど小学生の力を借りるのがよいのではないかと考えた。ではなぜ小学生の力を借りるのか?その理由は小学生は必ずといっていいほど学校から配られたプリントを親に見せるからだ。そしてそのプリントに目を通す親がほとんどだからだ。しかしそれだけでは小学生がいない家庭にはプリントがいかないため、地域の回覧板や新聞にも挟んだら良いと考えた。デジタルが発達した現代でなぜプリントなのか?それは形として残り、見やすい、何よりもお年寄りにも届くという面でプリントの方が良いと考えたからだ。このようにMSCマークが今よりももっと浸透し、このマークが付いている商品を買う人が1人でも多くなるということがサンマの値段上昇を抑える為に重要なことだと考える。

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