[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『世界の貧困を’’自分ゴト’’へ』

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プレゼン資料
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小論文

『世界の貧困を’’自分ゴト’’へ』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

 1990年以来、極度の貧困層の割合は世界で半分以下に低下した。しかし、国連の『Levels and Trends in Child Mortality 2018』によると、2017年に死亡した15歳未満の子どもの数は推定630万人で、そのほとんどが予防可能な要因によるものであるという。貧困とは単に、持続可能な生活を確保する収入や資産がないことではない。貧困で起こりうる影響は、飢餓や栄養不調、社会的な差別・排除など様々である。また、新型コロナウイルスの世界的な流行により、今まで以上に貧困や格差が拡大し、さらに深刻な状況が広がりつつある。このような増加傾向にある世界の貧困を中心とする課題を撤廃するため、ウィズコロナ/アフターコロナの世界で、自分には何ができるのかを考察する。
 私が世界の貧困を撤廃したいと思った理由は、貧困が経済成長にも悪影響を及ぼすと考えるからである。貧困の中で暮らしている人々は健康、教育、水や衛生面において、生活で必要となる基本的な条件を満たしていない。その結果、私たちのような比較的に裕福な生活をしている人と、貧困の中で暮らしている人との間で格差が生じてしまう。このような不平等が広がれば、社会的な一体性が損なわれ、経済成長に悪影響を与えることにつながる。
 貧困が及ぼす影響には、飢餓や栄養失調がある。ここでは、「2.飢餓をゼロに」に着目し、日本と世界を比較して考察を進める。世界には飢餓に苦しむ人が約8億人いるのに対し、日本では大量の食糧廃棄が発生しているのが現状である。また、食糧が足りない地域への援助は年間約320万トンであるのに対し、スーパー・コンビニの売れ残りやレストラン・家庭での食べ残しなど日本全国で廃棄されている食糧は年間約632万トンである。更に、世界で暮らしている5歳未満の子どもの4人に1人が栄養不足の状態だとされている。栄養不足による悪影響は病気だけではない。十分な食事をとっていない子どもは学校に行っても授業に集中できず、将来のための勉強がおろそかになってしまう傾向がある。つまり、「4.質の高い教育をみんなに」を実現するためにも、飢餓をゼロにする取り組みは欠かせないのだ。
 現在、世界では、途上国への学校給食プログラムや農業支援等の活動が強化されつつある。しかし、その対象は一部の貧困地域であり、未だにすべての貧困地域には及んでいない。このような現状から、私は将来、貧しい人が優先される社会保障制度の充実を実現したい。そのためには、普遍的ですべての人や国による行動を必要とするのだ。
 これらの目標を実現するために、まずは正しい社会の情報を取り入れ、「知ること」を大切にしたい。そして、新型コロナウイルスにより世界の経済・社会に打撃が与えられた今、私たちはより一層SDGsの目標達成に向けて取り組んでいく必要がある。そのために、研修で得た正しい知識や、SDGsに関する記事や情報を自分が「発信者」になり、SNSを通じてSDGsへの取り組みを積極的に呼びかけていきたい。また、NGOやNPOの海外ボランティアに参加し、実際に自分の目で見て経験することで、社会に働きかけていきたいと思う。
 私たちは皆、地球で暮らしている。もし私たち皆が地球を大切にし、互いを思い合い、公平で持続的な方法で資源を分かち合えば、足りないものなどないのである。私たちは、地球と人々の未来を守るために、より一層SDGs達成に向けて取り組んでいく必要があるのだ。

発表会の様子

オンライン研修を受講した感想

総合的な満足度

大変満足 5つ星評価

受講前の気持ち

留学に行くはずだったのにいけなくなった、SDGsについて学びたい、将来の進路に活かしたい、子どもたちと交流がしたい、社会問題に興味がある

受講後の気持ち

一生モノの学びになった!
視野が広がった!
いい経験になった!
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!
LIVEボランティアが楽しかった!

研修を受講した理由を教えて下さい

①コロナ禍でも留学に代わる価値を経験できることに大きな魅力を感じたから。
②将来に役立つことを今のうちに勉強したいと思ったから。
③ボランティア活動とSDGsに興味があったから。

研修を受講した感想は?

念願だった留学が中止になってとても残念でしたが、ぼらぷらに参加したことでコロナ渦でも日本にいながらも海外の子と交流するという貴重な経験をすることができ、とても嬉しかったです。また、研修内容も充実していて、たくさんの知識を蓄えることができました。特に動画学習はどれも印象に残る内容ばかりで、いい刺激になったし、SDGsについての問題意識がぐんと上がりました。そして、新型コロナウイルスの世界的な流行の影響により、さらに問題が深刻化しているからこそ、私たちは一つ一つの問題を「自分ゴト化」いくことが何より重要であることを強く感じました。

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

今後の進路を決断する上での一つの材料にしたいと思います。また、学校の探究活動で今回学んだことを生かし、家族や友人、地域にSDGsの輪を広げていきたいです!

これから受講される方へアドバイスお願いします!

参加して損はありません。自分の考え方、これからの私生活を考え直すきっかけにもなります。そしてSDGsを国際的な視野で考えられるようになってほしいです!

ぼらぷらへ応援メッセージ

会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!

このような素晴らしいプログラムに携わっている全ての方々、本当に尊敬しています!分からないことや、ちょっとした不具合が起きても、LINEやメールで丁寧な対応をして頂いたおかげで、とても充実した研修でした。この経験は一生モノです!ぼらぷら大好きです!!

ふきだし

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