[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『私たちが知らなければいけないこと』

小論文

『私たちが知らなければいけないこと』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

私は安全な水を手に入れることが出来ない人・安全なトイレを使用することができない人が、世界には沢山いるということを自分には関係ないと思わず、もっと自分事のように考えることが必要だと考える。
まず私がこの問題に興味を持ったのは、学校の英語の授業で扱った教材の中に、安全な水を手に入れることが難しいマリに住む女性の話が出てきたことがきっかけである。その話の中には水を手に入れることは女性や子供の仕事で、近くに井戸がないため家から遠く離れた池に毎日水を汲みに行っていることや、そのため学校に行くことが出来ないなどとさまざまな問題があげられていた。池の水ということは、もちろん安全な水ではない。調べてみるとSDGsの17の目標の中に「安全な水とトイレを世界に」という項目があることを知った。ユニセフとWHOによると、世界では約21億人(世界人口の約10人に3人)が安全な水を自宅で手に入れることができず、45億人(世界人口の約10人に6人)が安全に管理されたトイレを使用することができないそうだ。それは私が想像より遥かに多い数字だった。もっと身近に考えて欲しい。クラスの人数が40人だと仮定すると、クラスメイトの40人中12人は安全な水を手に入れることができず、40人中24人は安全に管理されたトイレを使用することができないわけである。
安全な水をを手に入れることのできない人達はもちろん汚れた水で生活することが余儀なくされている。しかしそれはとても危険なことで、汚れた水や不衛生な環境が原因で年間30万人、毎日800人以上の子どもたちが命を落としている。池や川、野ざらしの井戸など飲用に適さない汚れた水というのは多くの場合泥や細菌、動物のふん尿などが混じった危険な水で、浄水処理をしないで飲むと抵抗力の弱い子どもたちは下痢を起こしてしまう。そうして死に至るのだ。
簡単に安全な水が手に入る私たちは、簡単に安全な水を手に入れることができない生活を想像することは難しい。しかし決して自分には関係ないと思うこと、自分には何も出来ないと思うことをしてはいけない。私たちにも何か出来ることはあるはずだ。例えば少額の寄付から初めて見るのはどうだろう。私たちの少しの支援で助かる命があるということを忘れないでほしい。

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