『「働きがい」が溢れる社会の実現に向けて』
東レ経営研究所が日本全国の20〜30代の若手社員1,000人を対象に「働きがい」に関する調査を行った。その結果、「働きがい」を感じている人の割合は27%だった。この調査結果から、特に若い世代で意欲的に仕事に取り組んでいる人が少ないと言える。そしてこれは日本の若い世代だけの問題ではなく、世界の労働環境にも当てはまるのではないかと私は考える。
SDGsと聞いて皆さんは何を思い浮かべるだろうか。恐らく教育格差や環境問題を思い浮かべる人が多いのではないだろうか。そこで私は、労働環境に目を向けて、誰もが「働きがい」を感じながら仕事に取り組める社会とは何なのか、またそれを実現するために私には何ができるのかを述べたいと思う。
私は昨年、カンボジア農村部LIVEツアーに参加した。ツアーに参加して、学校で授業を受けている子供達から溢れる「学びがい」をオンライン上ではあったが、間近で感じた。ここでは、「学びがい」とは自分の将来に希望を持って意欲的に勉学に取り組むことと定義する。
この現象は、世界の労働環境にも関係があるのではないかと私は考えた。現在、世界の就業者数は約30億人である。この約30億人の人々が、カンボジアの子供達のように、自分の将来に希望を持ち、意欲を持って仕事に取り組むことができれば、生産性は必然的に向上し、更なる経済成長に繋がるだろう。これこそが「働きがい」が溢れる社会なのではないだろうか。
では「働きがい」を感じながら仕事ができる人を増やすには何が必要なのか。私はそれは環境作りだと考える。
自分の仕事に誇りを持てる、自分の存在意義が会社側から明確化されている、会社に貢献して心の底から喜べるような環境であれば、仕事に念が入り、組織的に生産性を向上することが可能になると言える。
私は将来、社員全員が「働きがい」を感じて仕事に取り組める会社を設立したいと考えている。「働きがい」を感じて仕事に取り組めることで生活が豊かになり、人生も豊かになる。人生を豊かに感じる人が、増えれば増えるほど社会全体が豊かになり、経済成長にも繋がる。最高な好循環である。
また、働く時間を1日に8時間と仮定すると1日の3分の1が働く時間になる。だからこそ、人生の多くの時間を占める働くという時間が退屈であれば人生が豊かになるはずがない。このような労働環境がこの先も続くならば、世界全体の経済が衰退するのは時間の問題だと言える。
今後は、もっと労働環境について詳しく探求し、「働きがい」を感じることで得られる人生の豊かさは具体的にどのようなものなのか知りたい。
また、高校生である私が現時点で、できることとして世界の教育環境や労働環境の現状を発信することができる。
カンボジア農村部 LIVEツアーやオンラインSDGsボランティア研修に参加する前の自分のようなSDGsに対して「無知」である人を1人でも減らしたい。
1つの事だけに捉われず、広い視野を持って持続可能な社会を実現するために貢献していきたい。
大変満足
コロナ下でもできるボランティア活動を探していた、SDGsについて学びたい、人の役に立ちたい、将来の進路に活かしたい、子どもたちと交流がしたい、社会問題に興味がある
すごく良かった!
視野が広がった!
勉強になった!
いい経験になった!
SDGsについて行動したくなった!
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!
LIVEボランティアが楽しかった!
学校の先生に教えてもらって、興味を持ったからです。また、自分の将来の進路に役に立つと思ったからです。
カンボジアの子供たちと交流することができることを知って、実際に体験したいと思ったからです。
この研修に参加して本当に良かったと思っています。
研修を受講して、SDGsを1人1人が自分ゴトに考えることの重要性を学ぶことができました。
LIVEアクティビティは本当に楽しくできました。カンボジアの子供たちと交流する機会は高校生の私にとって本当に貴重な経験になりました。
実際に現地に足を運んで、様々な交流を体験してみたいと思うことができました。
今回の研修で学んだことを今後に活かしていきたいです。
持続可能な世界に少しでも貢献できるように自発的にもっと行動していきたいと思いました。
研修で学んだことを友達やクラスの仲間に伝えることで、SDGsについて興味を持つ人を1人でも増やしていきたいです。
今後の活動にこの経験を活かしたいです!
絶対に後悔しません!
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
ぼらぷらのスタッフの皆さん、とても丁寧な対応をしていただき本当にありがとうございました!
スムーズに研修を受講することができたり、ボランティアに前向きに取り組むことができたのは、スタッフの皆さんのおかげです!