[ぼらぷらSDGs小論文]

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わたしのSDGsアクション

『防災教育を広め、誰一人取り残さない世界を』

プレゼン動画


プレゼン資料
※動画内のスライドが見にくい方は、こちらをご確認ください

小論文

『防災教育を広め、誰一人取り残さない世界を』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

 私はこの研修を通して、SDGsの視点で日本の立場を学ぶ事ができた。日本では近年、SDGsの認知度が上がってきたものの、新型コロナウイルスの感染拡大によって課題解決が思うように進まず、SDGs達成度ランキングでの順位は下降傾向にある。ならばランキングのトップに上りつめるために、国内の課題に向けた取り組みを優先させるべきだろうか。私はそうは思わない。このような時こそ日本の強みを活かした「国際協力」に力を入れるべきだと考える。

私が思う日本の強みは「防災」だ。自然災害の多い日本の経験を活かした防災対策・知識を世界に広めることで、私たちはSDGsと言う世界規模の目標達成に貢献できるのではないか。私は学生としてSNS等を利用し、防災の大切さや知識を世界に発信する事ができると考えた。

学校等の場の安全を守る事は、国連で以前から重要視されてきた。UNISDR(国連国際防災戦略)が示した防災の三つの柱、1.Safe Learning Facility(安全な学習施設)、 2. School Disaster Management(防災管理)、 3. Risk Reduction and Resilience Education(防災教育)。その中でも私は3の「防災教育」に注目した。

日本の内閣府は、防災教育の場を広めその質を向上させるために、2001年度から「防災教育チャレンジプラン」に取り組んできている。サポート対象は国内の小・中・高校が中心だが、日本には海外の防災教育サポートを行うという役目もあるのだ。私も今回の研修で、日本がODA(政府開発援助)としてカンボジア等の途上国に支援をしている事を知った。そして日本が途上国を一方的に支援するのではなく、日本が震災した際には途上国から支援を受けた。私はこの良い国際関係の事例を学ぶ事もできた。このように互いの強さを頼り、互いの弱さに寄り添う関係を築くためには、日本が誇る「防災教育」が鍵となるのではないだろうか。

例えば、ぼらぷらが行っているカンボジアの子供達に学びの場を提供する支援。ボランティアが行う授業プログラムに防災の内容を組み込む事で、防災教育をより広められるかもしれない。日本語を学び、将来日本に住むかもしれない子供達にとっては、特に必須な知識だ。教育へのアクセスを提供するだけに留まらず、教える内容も更にパワーアップした支援が行えるはずだ。

とはいえ、海外の学校での防災教育を一過性のものにしない事が、次の課題だと言われている。日本の防災教育支援を全ての生徒にとって意味のあるものにするには、海外の生徒たちの防災に対する高い意識と受け入れ姿勢が必要だ。

これなら、私のような高校生も今日からできないだろうか?今回のLIVEボランティアを通して、「学生でも、行動が制限されているコロナ禍でも、インターネットサービスを利用すれば、遠い国にいる子供たちに知識を届けられる。」ということに気づいた。遠い場所に居ても、私達がインターネット・SNSを通じて自分や周りの人々の災害経験を世界に伝える事で、防災について学ぶ必要性を発信していけるだろう。

このように、日本は日本にしか出来ない方法、防災対策支援を海外に向けて行うことで、国々と良いパートナーシップを築く事ができる。それは巡り巡って日本にも良い影響を与え、将来的には残された国内の課題解決にも繋がるだろう。日本が自力でSDGs達成度トップ国になるだけでは持続可能な社会は作れない。全ての国が同率でSDGs達成度1位になってやっと、「誰一人も取り残さない」世界を達成できたと言えるだろう。

発表会の様子

オンライン研修を受講した感想

総合的な満足度

大変満足 5つ星評価

受講前の気持ち

SDGsについて学びたい、人の役に立ちたい、将来の進路に活かしたい、子どもたちと交流がしたい

受講後の気持ち

視野が広がった!
勉強になった!
いい経験になった!
SDGsについて行動したくなった!
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!
LIVEボランティアが楽しかった!

研修を受講した理由を教えて下さい

元々SDGsのことには興味があって、学校でも調べていました。ですが、しっかりと研修という形でオンラインで勉強できるのはとても興味深く、自分のペースで取り組めることにも魅力を感じ申し込みました。高校生活が始まり、学校の外での活動の幅も広げていかなければならないと思い始めたので、いいチャンスだと思い今回挑戦しました。

研修を受講した感想は?

オンラインで行えるという気軽さもあり、初めて挑戦したボランティアですが、思っていた以上に研修内容が濃く、幅広い内容を学ぶ事ができました。LIVEボランティアでは、「今私が話している事がカンボジアまで届いているんだ」ととてもワクワクした気持ちになりました。改めて、この世界は繋がっていることそして私の小さな行動でも少しの影響力がある事を実感しました。これからの自信にも繋がったと思います。

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

数えきれないほどの行えるアクションがありますが、まずは自分が学んだ事・経験した事などを周りの人にシェアしたいと思います。これを学んだ!こんなことができた!という内容を広める事で、周囲のSDGsに対する認知度や関心度UPにつなげたいと思いました。

これから受講される方へアドバイスお願いします!

SDGsの見方が変わります!今は、「最近よく聞くなー」で止まっているかもしれません。でもしっかりとこの研修で学ぶ事で、SDGsを自分ゴト化でき、自分の行動がどう世界に影響するか自然と考えられるようになります!

ぼらぷらへ応援メッセージ

会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!

初めて行ったボランティア。しかもそばには誰もいなく一人でパソコンに向かっていて、最初は少し寂しかったですが、にも関わらず授業をスムーズに勧められたのはぼらぷらスタッフさん&現地パートナーさんが沢山用意してくださった資料や環境があったからだと思います。気になることがあった時のLINE対応もとても助かりました。とても素敵な夏の思い出を作る事ができました!ありがとうございます!

ふきだし

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