[ぼらぷらSDGs小論文]

わたしのSDGsアクション

『争いのない世界に』

小論文

『争いのない世界に』

(800~1500字でまとめていただく様式です。)

「平和と公正をすべての人に」というSDGsの目標があります。SDGsについて初めて知ったのは、小学6年生の時で当時あまりよくわからない単語が揃った他の目標に比べて、1番興味を引いたのがこの目標でした。この頃学校で戦争や原爆について調べていたのでSDGsにも目標があるのだと思い意識していました。
中学3年生になり修学旅行で訪れる平和記念公園に関連した、太平洋戦争や広島の原爆について調べることになりました。本やインターネットで調べてみると当時の状況を捉えた写真があり、想像を絶するような写真も多くありました。学校でも戦場カメラマンを題材にしたドラマや同い年くらいの女の子が原爆を体験したアニメなどを見て実際に起きたことだと思えませんでした。そして修学旅行当日、原爆ドームや平和記念資料館には実際に見てわかるような圧迫感がありました。事前学習では決して味わうことのできない悲しさを訪れて初めて体感し、改めて戦争や原爆の愚かさを感じました。
現在、ロシアによるウクライナ侵攻開始から約6ヶ月が過ぎましたが今もなお祖国に帰ることができていない方々がいます。政府によって国際的な戦争が今起こっているという現状を変えるために、私たちに何ができるのか。
まず、世界で今何が起こっているのかを知り「発信していくこと」です。ウクライナ侵攻の前にも、アフリカや中東地域などで紛争が頻繁に起きていて、難民の方々も多くいます。このことをあまりメディアでは報じず私自身も詳しく知りませんでした。こうした中で情報を理解する、発信するということはとても大事なことだと思います。
また、「支援をする」ということも大切です。日本政府はウクライナ政府に防弾チョッキや非常食、医療用器材などの物質提供や人道支援らウクライナから日本への避難民の受け入れなどを行いウクライナへの支援をしてきました。他にも多くの団体が祖国を離れることになったウクライナの国民に支援をしています。支援や寄付をすることは直接的に人々を救うことができるのでとても大切です。
そして、「違いを受け入れ認め合う」ことも重要です。ウクライナから避難して来た小学生が日本の学校に行くというニュース動画を見た時に子供たちが楽しそうにしているところが印象に残りました。慣れない異国の地で不安がたくさんあったと思うのに、日本の子供たちが歓迎している様子を見てとても感動しました。またオリンピックなどで難民選手団として出場している選手がいることを知りら世界中の人々が彼らを受け入れていて感銘を受けました。現在でも内戦や紛争が続いている国は多くあります。そういった国は発展途上国だけではなく比較的知られている国も多いです。そのような国の人々が安心した生活を送ることができるように先進国である国々が支え合っていく必要があります。いつかではなくすぐにでも世界から争いが無くなり、平和に過ごしていける世界になってほしいと強く思います。

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