『情報社会だからこそできること』
私はSDGsという言葉を聞いたことはあったが具体的にどのような目標があるのか、どのように課題解決を行っているのかが分からなかった。しかしこの研修を通して、SDGsのキーワードは「誰一人残さない」であること、そのために世界が抱える問題を解決し、持続可能な社会を作るために世界各国が合意した17の目標と169のターゲットを2030年までに達成することを目指しているということを知った。
朝日新聞社が2021年12月に実施した第8回SDGs認知度調査によると全体の5000人のうち「聞いたことがある」と答えた人は76.3%と過去最高を記録した。しかしSDGsに関する取り組みを、企業や団体、または個人として行っているか、また今後取り組みたいと思うかとアンケートを実施したところ、「特に取り組むことは考えていない」と回答した人が47.7%と約半数を占めている。このことからSDGsへの関心度は高いとは言い難い状況の中で私たちは何をすべきかについて着目してみた。
近年私たちはSNSを使って自分の意見を自由に発信することができるようになった。私はこれを使って「WFP」を広めるために日々SNSにそれに関する商品を買い、今自分たちにできることを発信している。私がWFPを知ったきっかけは小学6年生の時のクラスの人の発表だった。そのときはフードロスをなくすためには食べ物の好き嫌いをせずに完食する事しか考えられなかったが大人になるにつれ、身の回りにあるツールを使って団体を広めることも非常に重要であることに気付いた。たしかに環境や平和問題を解決しない限り飢餓を完全になくすことは難しいが、この時代だからこそ気軽に発信できるツールを使わないと食に対する問題に気付いてくれる人は増えないと思う。
またコロナ禍により遠征してボランティア活動するのは困難だが「ぼらぷら」の研修の一環であるカンボジアの子どもたちとのアクティビティを通して、ZOOMを使ってコミュニケーションを行うことの楽しさ、そしてそれぞれの文化を学ぶことで新しい知識の発見をすることができた。それとともに情報社会により世界中の人とのコミュニケーションをリアルタイムに行うことで、向こうの人々の雰囲気を知ることができるのは今私たちにとって重要ではないのではないかと考えた。私たちは学校でSDGsについて学ぶ機会が増えた一方で、それらの情報は教科書や動画という断片的な情報でしかないと思う。たしかにそれらのツールを使うことにより、簡潔に物事を理解することはできるが、現地の人の声を聞かなければ現地のリアルを感じることはできない。このことからSDGsを広めるにはZOOMなどのコミュニケーションツールを駆使して行うことで、何を行うべきかについて改めて見直すことができると思う。
ぼらぷらでの研修を通して今までよりもより深くSDGsについて理解を深められただけでなく、先入観にとらわれなくなった。それをきっかけにSNSだけで発信するだけでなく、洋服や鞄を寄付し、今所属している市のボランティア団体でもSDGsについて考える時にこの研修を通して学んだことを積極的に発言したいと感じた。そしてこの研修が終了しても時間を見つけてカンボジアの子どもたちと交流したように、彼らと同じ環境の人たちとZOOMを通してコミュニケーションを行いたいと強く思った。
満足
SDGsについて学びたい、人の役に立ちたい、将来の進路に活かしたい、社会問題に興味がある
視野が広がった!
いい経験になった!
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!
社会貢献に興味があり、SDGsを適切に理解する事で今後のボランティアへの理解が変わると思ったからです。
1つ1つの動画が短くてサクサクと勉強でき、研修資料も丁寧に書かれていたので、17の目標の意味やそのために自分たちが行わなければならないことを自分ゴトとして捉えることができた。またアクティビティでは子どもたちが明るく元気に接してくれたので、短い時間だったが楽しく日本の文化を教えることができました。
SNSやZOOMを通してWFPを広めたり外国人と交流を深め、さまざまな価値観や知見を得たいです。そして今回研修を通して得られた知識を市のボランティアでSDGsの知識として積極的に発言し、皆の役にたちたいです。
SDGsについての理解が深まり、自分ゴトとして捉えることができ成長する素敵な機会なので1回1回を楽しんでください。