『ジェンダー平等とは』
昨今の日本で大きく話題になることがあるジェンダー平等。学生の私達も制服をスカートかスラックスを履くか、ということや、名前の「ちゃん」、「くん」付けをやめて全員「さん」で統一することを経験している人も多いのではないだろうか。しかし本当にそれがジェンダー平等や差別をなくすことなどにつながっているのか疑問に思う。
SDGsの5つ目の目標に「ジェンダー平等を実現しよう」というものがある。その目標ができてから、女性の社会的立場や差別などが明確化されることが多くなったのではないかと思う。そして学生の私達もジェンダー平等に向けた動きをたくさん知っている。最初に述べたように制服を男女で分けず全員統一してスラックスにしたり、名前を女の子は「ちゃん」、男の子は「くん」で呼ぶのをやめるなどだ。しかしそれは全ての人にとっていいことなのだろうか。高校を選ぶ時に制服が可愛いからここの高校にしようと決めることやみんなとの仲良くなる交流の一環としてあだ名で〇〇ちゃんと読んだりすることが制限されてしまうこともあるのではと思う。他にも化粧品のパッケージが誰でも使えるようにシンプルなものになったことに批判が集まったことも記憶に新しいだろう。男性が使うかもしれないから可愛いものを辞めてシンプルなものにしよう。や、平等にするならスカートかスラックスかを選ばせるより全員ズボンを履かせてしまう方がいいというのは少し安直な考えなのではないだろうか。
なので私はジェンダー平等を本当に実現するには人々の寛容な心が必要だと思う。スカートを履きたい人がいたら女性男性関係なく誰であろうと履いていいし、逆にズボンが履きたいなら履けばいい。化粧をしたいならだれがしてもいい。そうすればまた可愛いパッケージ目当てで買う人がいるのだからそれをわざわざ変える必要もない。大きな声でジェンダー平等を謳うのではなくて全員がしたいことをしたいようにできることが当たり前になってったならそれがジェンダー平等の本当の意味なのではないかと思う。そしてそれができるのは今の私達、若い世代が中心になっていくと思うので、小さいうちに色々なことに触れて偏見を持たない世界を作り上げていきたい。
満足
コロナ下でもできるボランティア活動を探していた、SDGsについて学びたい、将来の進路に活かしたい
すごく良かった!
視野が広がった!
いい経験になった!
大学受験する上で学校型推薦を考えており、その際にSDGsなどのことを知ってると有利かなと思ったから
普通では経験できないことがたくさんできたのがよかった
大学での勉強などに使ってたくさんの人に広めていきたい
とてもいい経験になると思います