『SDGsと地域活性化と音楽』
SDGsの意味は、「持続可能な17の開発目標」である。この中には、2030年までの達成を目指す目標が書かれているが、そもそも持続可能とはなにか。持続可能とは辞書で調べると「環境・社会・経済などが将来にわたって適切に維持、保全され発展できること」と書いてある。持続可能(=サステナビリティ)という言葉と同じ場面でよく使われる言葉が「地域活性化」である。では地域の活性化とはどういうことなのだろうか。これも辞書で調べると「停滞している事物(=ここでは地域)に刺激を与えて、その働き、反応を活発にすること」だそうだ。この2つの言葉を比べると、これらは似た意味を持つことがわかる。そのことから、音楽科志望の私は音楽で地域を活性化させるためにはSDGsの目標を達成しなければならないと考える。
SDGsの中でも、今回は貧困、人々の格差に触れて論じる。ラナ・プラハの悲劇をご存知だろうか。2013年4月バングラデシュで起きたファストファッション工場の崩壊のことである。この工場で働いていた人々の年収は120ドル、工場の安全点検はねつ造され、休みなどなかったのだ。これらでわかる通り労働環境は「最悪」である。ファストファッションは日本のブランドにも多くあり安い賃金で働かせているため関係ないとは言い切れないのだ。また、賃金の面はどうだろうか。年収120ドルは日本円で18,000円、生活も当然厳しい。OECDの平均年収は51,607ドル(約774万円)、日本の平均年収は約577万円。差額はおよそ200万円。世界と日本でも、賃金に大きな差があるのだ。では日本国内で差はあるのだろうか。平均時給が東京都で1,072円、私の住む北海道で920円、日本の平均年収を時給に換算した額2216円とはほど遠い。
各国との差があるのはもちろんのこと、日本国内でも格差が生じているということは、SDGsのテーマ「誰1人取り残さない」を達成できていないということだ。
では音楽で地域活性化するためにはどうしたらよいか。賃金格差がある中で、お金を払ってもらい楽しむのは貧困層の人々にとっては厳しい。そこで私は、地域特有の音楽を各地で演奏することを提案する。地域活性化には文化振興も含んでおり、この演奏会を安い値段や無料で開くことができれば、各地域の文化の発信に貢献でき、また貧しい、裕福など関係なく誰もが音楽を楽しめるはずだ。
音楽は人類が誕生したその時から存在し、発展してきた。そんな人類と共にある音楽を楽しむことを制限されないよう、今幸せに過ごせている私たちが考え提案し、実行するべきなのではないか。
大変満足
コロナ下でもできるボランティア活動を探していた、SDGsについて学びたい、人の役に立ちたい、将来の進路に活かしたい
一生モノの学びになった!
すごく良かった!
視野が広がった!
勉強になった!
いい経験になった!
SDGsについて行動したくなった!
SDGsを自分ゴトとして捉えられるようになった!
LIVEボランティアが楽しかった!
受験に役立つと思ったから。教育大学を志望で、音楽科ですが教育に関係しており面接等でも積極的に話せる内容であると思ったから
音楽科志望なので、小論文は音楽と絡めて論じました。SDGsの学習とオンラインボランティアのプログラムですが、自分ごととして捉えることで自分の進路や考え方に結びつけられ、アウトプットができる点が良かったと思いました。
LIVEアクティビティは、楽しめたことはもちろん、実際に話したりしてみないとわからないこともわかったり、そして疑問も持ちました。疑問を持つことで、いい探究学習になると思うので、勇気を出して申し込んでよかったと思いました。
入試でのアピールにすることはもちろん、普段の生活でも心がけるべき事が多いので常に意識して生活したいと思いました。
ぼらぷらの企画は、ただ勉強になる、楽しいだけではなく、一生ものの学びになりますし探究学習にはうってつけだと思います!迷ったらやってみるべきです!
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
オンラインでできるという点が、私にはぴったりでした。その分忘れることも多かったですが...笑
これからの時代、オンラインは普遍化していくと思うので、ぜひこれからも続けてほしいです!素晴らしいものをありがとうございました!これからも応援しています!