オーストラリア ボランティアへの海外ボランティア
ホストマザーが「あなたは私の娘よ」と言ってくれたことは忘れない!
語学力が心配、英語を上達させたい、将来の進路に活かしたい
いい経験に
9月に入社を控えていますが、それまでの時間を有効に使いたいと思ったのと以前ぼらぷらさんのカンボジアボランティアツアーに参加したのがきっかけで今回の参加を決めました。語学留学がしてみたいという想いもあったため今回のツアーはとても魅力的に見えました。
『めまぐるしかった』
今回の経験を端的に表現するならばこれが一番近いのではないかな、と思います。
初日早朝、シドニーのステイ先に到着するやいなや一息つく間もなくホストマザーからのハウスルールの説明。英語でどっと畳みかけられ、聞き取るのに精一杯だったからか反応があまりにも薄かったらしく「本当にわかってる?もっと口を開きなさい!」と怒られました(笑)
そんな風に始まった初日でしたが、メインの幼稚園ボランティアも語学学校も毎日が新鮮・充実・勉強の連続でした。幼稚園では日本の年少さんくらいの年齢の子どもたちを担当しましたが、普段子どもと関わることが少ない私にとって彼らの人懐っこさにはかなり助けられました。一緒にお絵かきやおままごと、パズルなどをして遊びました。当たり前のことですが、どこの子どもたちも泣く理由は大体決まっていて、おもちゃを取られただのパパがいなくて寂しいだのおねしょをしちゃっただのすぐに駆け寄ってくるのがとても可愛かったです。最後の日には日本から持って行った絵本を読み聞かせしました。それまで絵本なんて全く見向きもしなかった子も私の読み聞かせに食い入るようにはまってくれたのはとても嬉しかったです。お別れのときも「寂しい」と惜しんでくれて、たった5日間ではあったものの少し胸が熱くなりました。
幼稚園で夕方まで働き、その足で40分ほど電車に揺られた先のシドニー市内にある語学学校のイブニングコースにも通いました。私のクラスには日本人が一人もいなかったため少々心細くはありましたが、クラスメイトは皆優しく、わからないところは親切に教えてくれました。中日のあたりからようやく心に余裕が生まれ、カフェに寄ったり帰り道に観光がてらの寄り道もできるようになったのは少し成長したのかな、と(笑)
幼稚園の最終日、勤務が終わったあたりからシドニーの寒さにやられ風邪を引いてしまいました。この日までの疲れと日本とは真逆の気候に完全に耐えられなかったのだと思います。ホストマザーには心配をかけてしまいましたが、あれこれと風邪に効くものを用意してくれたおかげでなんとか帰国の途につくことができました。
全体を通して感じたのは『自分から伝えなきゃいけない』ということ。日本人は「察する心」を美徳としている風潮がありますが、それを期待してしまったら何も前には進めませんでした。自分がしたいこと相手にやって欲しいことは遠慮なく伝える。理由も添えれば相手は納得してくれるので、「本当はこう思ってたらいやだなあ」などと考えるのは日本人の良くないところでもあるのかなと思いました。伝えてわかってもらえると自分の自信へとつながり、私にとって自分を変えるきっかけにもなりました。
積極的にコミュニケーションを取りにいく姿勢は今後の仕事で活かしていけるのではないかと思います。また、自分の思ってることを伝えるのも改めて大事なことなんだなと認識しました。英語には「褒める」言葉が沢山あるのも今回認識したことのひとつでした。それだけ会話の節々で相手を褒めていて、聞いていてもとても気分が良かったですし、褒める側も凄く嬉しそうな表情で伝えているのが素晴らしいなと思いました。
語学力に自信がなくても『伝えたい!』の気持ちが大切です!
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
準備段階から親切に丁寧にサポートしてくださりありがとうございました。いろいろとわがままを聞いて頂きご迷惑もおかけしましたが、おかげさまで楽しく1週間を過ごすことができました。